ヨーグルト村で生活を始めてから、人間的な活動が出来ていないような。
それはこの日記記事の更新頻度の少なさからも窺えようというもの。
でも、まあ、生きてます。
と云うことで昨今の数少ない人間的活動をちょっとだけまとめ。
『TEAM NACS 第16回公演「PARAMUSHIR〜信じ続けた士魂の旗を掲げて」ライブビューイング』 を観覧した。
久しぶりの“TEAM NACS”本公演観劇。
前に“TEAM NACS”本公演を観たのは2012年の第14回【TEAM NACS ニッポン公演】「WARRIOR〜唄い続ける侍ロマン」確か東北リアス県だった。…色々とできの悪い芝居であった…。
15回公演の「悪童」は観に行けなかった。
人気公演なのでなかなかチケットも取れない。然しながら今回は客演に後輩(?)の“梅ちゃん”が出演するようなので是非観に行きたかった。「WARRIOR〜唄い続ける侍ロマン」の時も客演してたな…。梅ちゃん、これからもがんばって。
「WARRIOR」とは比較にならない良い出来。本がちゃんとしてる。
…さておき…。
この「ライブビューイング」と云うやつを初めて利用したのだが、やはりこれは『観劇』と云うものとはちょっと違う。
セリフをしゃべっている役者がアップになり、多数の役者が動く場面では引きの画になり。大変親切だ。
でも芝居はやはり、舞台の下手端から上手端まで、観客が観たいところを観たいように観られてこそ、のような気がする。…ちょっと贅沢云いすぎたね。
ぜひ次は生の観劇を。
去年の秋以来、生の演劇を観ていないしね。
映画『グレイテスト・ショーマン(The Greatest Showman)』を観に行った。
有名なマーチで「バーナムとベイリーの人気者(Barnum and Bailey's Favorite)」ってのがあったね…。
おおまかなストーリーは山師の成功物語。
でもポイントはストーリーでは無く。
上質なミュージカル。歌、ダンス。
そして底辺に流れる現代的なテーマ、例えば人種差別、例えばLGBT差別、人の外見に対する差別、サイレントマイノリティーが発する本当の声…。
こう書き出すとちょっと社会的になりすぎるかな?
そして最後は家族愛への帰結。
“空中ブランコでの愛の告白”は美しい演出だったな…。
『一日江戸人』杉浦日向子 著 を読んだ。
挿絵も可愛い。
杉浦日向子氏は才能豊か。
良著。
相変わらずかわいらしい文章。
続編、速く文庫化されないかな。
でも桜庭一樹作品はやはり『赤朽葉家の伝説』が好きかな。
良く切れるなたで雑木林の中へざんざん切り込んでいく感じの文章が好き。
ガリレオシリーズはこういう短編が良く合う。
『沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻ノ一』 夢枕獏 著 を読んだ。
近々に“巻ノ二”に着手する。
中学生の頃に読んでいた『キマイラ』シリーズや『サイコダイバー』シリーズ以来の夢枕獏作品。
あれ?こんな感じの文体だったっけ?もっとやたら重たいサンドバッグにひたすらパンチを繰り返すような感じの文章だったような気が。
そういえば『キマイラ』シリーズって完結してるのかな?
“巻ノ四”を読み終えたら、映画版も観てみよう…。
今回はこれで終わる。