Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

生きていた。もしくは、生きる。

兄が突然亡くなった。

 

四日前のことだ。

 

交通事故だった。

 

離れて暮らしていて、長いこと顔なんて見たこと無かった。

 

久しぶりに見た兄の顔は、棺の中の寝顔だった。

 

泣いた。

 

葬儀の終わり、花を手向けてくれた兄の同僚が涙を流していた。

 

離れて暮らしていた兄には、兄の生活があり、そして泣いてくれる人達がこんなにもいた。それを感じることが出来たのはうれしかった。

 

うれしく、

悲し

そして何よりも辛く。

 

泣いた。

 

泣いた。

 

 

 

 

 

軽い敗北宣言 / サクランボ

昨年種をまいたサクランボは発芽しなかった。

 

 

悔しい。

 

 

だが発芽しなかったものは仕方が無い。

 

 

再度挑戦すべきか・・・?

 

 

でも食べて種を取り出してから発芽の有無が分かるまで一年近く掛かるわけで・・・。

 

 

久しぶりに更新したらこんな内容。

 

 

短い、読書感想文 『熱帯』 森見登美彦 著 を読んだ

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熱帯 森見登美彦

入れ子構造になるまでが少々だるく感じるが、出来上がった中盤からはサクサク進む。

 

 

森見氏らしいファンタジー

 

 

個人的には『新訳 走れメロス』が最も好み。あの固まりのような文章が良い。

 

 

「名」を与え、そして自分自身の「物語」は続く。

 

 

深読みすると「自我の確立」だとか、「世界との関係性」だとかなるのかな?でもそんな勝手な解釈は要らないか。

 

いつかちゃんと『はてしない物語』とかも読んでみよう。

 

 

 

 

短い、CDレビュー / 『nuage』 木住野佳子 / 最近買って良かったCD

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nuage by Yoshiko Kishino

『nuage』 木住野佳子

     POCS-1752

     2018.12.12

 

最近CDを購入してもなかなかぴんとくる物が無かったが、これは良い。

 

アレンジ、演奏、スタジオワーク、どれも丁寧。

 

きらびやかな録音のピアノ。

心地良い。