いらっしゃいませ。
お店の水に特徴を持たせている店が多くなりましたよね。
高価な浄水器を入れてみたり、アルカリなんちゃら水だったり、どこぞの名水だったり・・・。
有名なお店では「宮水」で淹れてるところもありますね。
ご存じないんですか?「宮水」。
元々神戸市の灘区から東へ、西宮市にかけて、日本酒の製造で有名なところなんですよ。「灘の生一本」なんていってね。
おいしくて適度にミネラルを含んだ地下水が採取できるそうなんですが、「西宮の水」が「宮水」に転じたとか。
六甲山の花崗岩をくぐり抜けておいしくなるんでしょうね・・・・
・・・うちの特徴ですか?
混じりっけ無し、100%浄水場からのストレートってのがモットーなんですが。
何か?
彼は去年の11月15日、兵庫県立ピッコロ劇団の公演『モスラを待って』を観に行った。
懲りずにまたまた去年の話しである。
「11月は大小あわせて5カ所ほど観劇に行っておるので」
全部消化する気か?
「うーん、その時の気分で」
なるほど・・・。で?
「で?」
・・・・・・。
「ああ、詳細とかストーリーとかはピッコロ劇団のホームーページなんかを参照して下さい」
兵庫県立ピッコロ劇団
http://hyogo-arts.or.jp/piccolo/gekidan/index.htm
相変わらず投げっぱなしだなあ!
「作は鄭義信さん、演出は南河内万歳一座の内藤裕敬さんだった」
それぐらいは書いておかないと!今回は再演だったんだね。
「出演者からのお誘いで観に行った次第。2008年の初演も観させていただきました」
じゃあ、感想とか劇評とか言いなさいよ。
「うーん、個人的には初演の方が楽しめた」
なんだそりゃ。初演を観てるから展開を判ってしまってたからじゃないのかい?
「・・・オモシロイものは展開が判っていてもやっぱりオモシロイと思うんじゃないかなと。以前のテーマと繋がる感じだけど。例えば『カリオストロの城』は展開が判っていても何回観ても楽しめるじゃん」
そのたとえ話はキミの主観が入りすぎ。
「具体的に何がどうとか上手く言えないんだけど、イメージ的に今回のバージョンはなんだかボヤッとした感じ・・・」
ふむ。何か良くない部分があったのかい?
「良い悪いではなく・・・。水を含んだスポンジというか・・・」
なんだか随分わかりにくい感想だな。歯切れ悪いね。
「すいません、こんな感想で」