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いらっしゃいませ。
・・ほら、黙ってこの水を飲めよ・・・!
・・・おまえのために入れたんだからな・・・。
・・・え、ツンデレ要素はいらない?そういう問題じゃない・・・?
・・そうですか・・・
昨日彼は休日であった。夕方からは劇団『とり鉄人』の稽古に参加する予定であるが、それまで色々することが・・・、
どうやらそれほど無かったようだな。
「否定はしません・・・」
役者陣は昼間も稽古しているというのに、無為な時間を過ごしていたというわけか・・・。
「本当は昼間に選曲とか効果音のチェックとかをしようかと思ってたんだけど・・・・目覚めたら大概な時刻であったので・・・いかれてしまったテレビも運ばなきゃだったし・・・」
ほう・・・。その割には遅いランチをしっかり食べて、喫茶店で伊坂幸太郎氏の小説をまったりと読んでいたようだな・・・。
「まあ、夕方からはちゃんと稽古に参加したので」
当然だ。
・・・では稽古はどうだったんだい?
「・・・えー、ここで言うことかどうかは判らないけど、台本が未だに仕上がっておりません!」
ゆゆしき事態だな・・・
最近彼の周りでは、『春に芝居やりますよ!観に来てね!』という告知がやたらと多い。そのどれもが『オモシロイ台本なので期待してて下さい!』的な文面であったりする。
春の芝居の台本が出来上がっていて、冬に芝居をするこの公演はまだ台本の終わりが見えないのだ・・・。
そんなに余裕があるのか?
「余裕なんて誰一人として無いと思う」
確かにそう聞くと若干の焦りが・・・。でもまあ、みんながみんな筆が速いというわけではないし。誰もが東野圭吾氏になれるわけではないし・・・。
「致し方なし・・・まあ寝て待つということで・・・」
また寝るのか!?ぼちぼち効果音作り始めなさいよ!
「寝ながら考えます・・・」
寝てもコビトさんとかが来て作業を終わらせていてくれるなんて事は絶対に無いからな!!
そんな劇団『とり鉄人』のホームページはこちらから
http://www.geocities.jp/toritetsujin/
役者陣の稽古場日記のほかに、所属女優長谷川具子(ともこ)のブログ、そして台本が仕上がらない男、作・演出の小畑悠のブログも読めます。みんなで台本催促のシュプレヒコールのコメントをあげるのだ!!
「ガルマはなぜ死んだのか!?」
(以下、作・演出 小畑悠のブログより抜粋、修正して転載)
とり鉄人第11回公演
『妖怪戯曲』
◎作・演出 小畑悠
◎舞台監督 新井和幸
◎音響 斎藤真希 大高亜由美
&
ウマヤミツル
◎照明 根来直義
◎演出助手 大津美保子
◎制作 石井美佐子
◎出演
池田光美
今井亜紀(ははは劇場)
小畑悠
清水恭子(アナログ人間)
長谷川具子
藤沢俊一郎
松浦絵里(南河内万歳一座)
宮崎尚美
梁川能希(いるかHotel)
◎とき
2010年2月13日(土)19:00
14日(日)12:00/16:00
(開場は開演の30分前)
◎ところ
兵庫県立尼崎青少年創造劇場 「ピッコロシアター」中ホール
(阪急神戸線「塚口」駅 南出口より南東徒歩8分
JR宝塚線「塚口」駅 西出口より西へ徒歩5分
阪急バス「塚口」停留所下車すぐ
尼崎市バス「ピッコロシアター前」停留所下車すぐ)
◎前売り\2300
◎当日\2500
◎お問合わせ・お申し込み
090-2383-6910(コバタ)
toritetsujin@yahoo.co.jp
‥ありす。32歳。独身。
弟の紹介で始めた新たな仕事
それは
檻の中で飼われた
妖怪たちの世話だった…
役者たちがピッコロシアター中ホールをところ狭しと走り回ります!
乞うご期待!!