すみませんね、代わり映えしなくて・・・。
あ、でも今日は氷がハート形に・・・。
さて、彼は以前「音響のスタッフワーク」について細々と書いた。なんだか続きを書くらしい。
「芝居が固まって、選曲しなきゃって位まで書いていたと思う」
そうだね。効果音も出来て、選曲も出来たら、基本的にOKなんじゃないのかね?
「次は稽古で役者の動きに合わせて音を出していく」
いわゆる「キッカケ」だね。
「役者の台詞終わりで曲がスタート、とか、動いたら曲スタート、とか、殴るモーションで効果音で殴る音、とかとか」
動きと音の進行をシンクロさせて稽古が進んでいくわけだな。
「これは役者だけの稽古ではなくて、実際の本番で芝居に併せてオペレートしてくわけだから、音響オペレーターの稽古でもあるわけだ」
タイミングのシビアなキッカケもあるしね。
「シビア云々よりも、シビアであろうが無かろうが常にジャストのタイミングでキッカケを併せる。役者と一緒に舞台に立って演技しているつもりなんだから」
なるほど。で、現在、劇団『とり鉄人』の稽古の進捗状況がその状態であると?
「まだおぼろげにしかキッカケが決まっていない状態。これから何度も通し稽古をしてキッカケをすりあわせていくことになるはず」
早く決まれば良いんだが・・・
「この音響の効果音やBGMが入った状態を確認して照明チームがシーンを作っていくわけだからね。BGMで場面の雰囲気は全然変わっていくわけだし」
『明るい』とか『悲しいとか』
「・・・うーん、でもBGMの明るめとか暗めはあくまでも目安かな・・・。」
というと?
「ちょっと極端な話になるけど、個人的には暗いシーンに明るいBGMが流れてても全然大丈夫だと思っているので・・・」
本当に極端だな・・・。
「暗いシーンを役者がしっかり暗い芝居を演じていれば、別段明るい曲が流れててもシーンは成立したりする。不思議と」
そんなことは無いと思うが・・・。
「そのあたりが選曲の面白いところなんだけどね。お約束のシーン以外では」
とりあえず、今回の演目も早く芝居が固まってくれたらいいな。
「まあ、今回は選曲ほとんどしてないんですけどね」
あれ?・・・・じゃあ、それ以外のところでがんばりなさいよ!
ただでさえ邪魔者なんだからな!