Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

 いらっしゃいませ。

 水ですか?お湯ですか?ぬるま湯ですか?

こう訊くと、全自動洗濯機のメニュー画面を思い出しますよね・・・。


ああ、大丈夫ですよ、少なくとも『残り湯ですか?』って項目は無いですから。



 彼は先ほどネットでお気に入りの作家、森見登美彦さんのブログを見て、氏が今月中に来阪し、心斎橋のブックカフェにてトーク&サイン会を行うという記事を見た。


偶然にもイベントが予定されている日は、彼は休日であるらしい。



「むむむ、サイン会に行きたい気もするが、それは余りにミーハーか?」



そもそも、女性に人気絶大の氏であるので、彼のようなおっさんが厚顔無恥に乗り込むのはどうなのか。



「何だか事前に申し込まないといけないらしい。基本店舗に予め申し込みに来てもらいたいとのことだが・・・」



事前に行く暇が無いってか?電話予約も可能らしいぞ。



「森見氏のサイン本・・・魅力的ではある・・・」



因みにイベント当日に、指定の本を購入した人のみサイン会に参加できるらしい。まあお約束だが。



「指定されている本はすべて持っているので、サインをもらうにはダブりを覚悟でもう一冊購入せねばならぬのか・・・まあ、『有頂天家族』とかならいいか・・・ううむ」


なぜだか悩んでいるな?



「メインのトーク対象者が中高生ってのもあるし・・・。なんだろう、やたらと気恥ずかしいんですけど・・・」



良く理解できない心理状態だな。



まあ、気になるなら早めに電話することだな。人気作家のイベント、あっという間に締め切られるぞ。



「電話して、既に締め切られていた場合も恥ずかしい・・・」



面倒くさい奴だな!



まあ、もしかしたら2月20日、彼は薄ら笑いを浮かべながら西心斎橋で行列に並んでいるかも知れないと言うことだ。


因みに下記にイベント開催店舗のURLを貼り付けておく。


スタンダードブックストア
http://www.standardbookstore.com/