Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

時には外食もする

 いらっしゃいませ。

 先日知人が緑の看板のコーヒーショップへ行ったときの話なんですけどね。カウンター前で並んでいるときなにげにメニューを見ると『温度調節はお申し付けください』的なことが書いてあったらしい。


町の喫茶店でおばちゃんに「あ、わしホットな。わし熱いの好きやから、熱うにしといてや!」と注文するならわかりますが、緑の看板のコーヒーショップで、そんなことが・・・。


 で、知人はもちろん試してみたわけです、オーダーの時に。

「・・・ホットのカフェ・ラテ。トールサイズで。・・・ぬるめでお願いします・・・!」


「かしこまりました!トール、ラテ、ライト・ホット、プリーズ!!」


なんと、ぬるめをオーダーすると『ライト・ホット』と言われるらしいですよ!聞いてみたくありませんか!?


 商品受け取りの時は、「トール、ラテ、ぬるめでお待ちのお客様〜」と呼ばれたらしい。

いやあ、緑の看板のコーヒーショップ、奥が深い・・・。


 うちですか?凍った状態から沸騰直前まで、あらゆるニーズに対応したヨドガワ・ブレンドを提供させていただきます!




 本日彼は再びの休養日であった。特に予定などがなかったらしく、引きこもりを決め込むつもりでおった。

数日前の休日に、同じように全く予定がないと思い込み街ブラしてたが、実は予定らしきものがあったらしいな。



「・・・実はお世話になった演劇学校の、卒業公演の公演日だった・・・」



おお、後輩達の姿を見てやろうとは思わなかったのかね?



「予定がはっきりしなかったので、もし上手く予定が合えば当日券を買って観に行こうとだいぶん前に思ってたんだけど、ダメだね、前売り買わないと。油断して忘れてしまう」



なんと薄情な。



「いや、現役生に知り合い居ないし、お世話になった講師の方々もおられなかったりするし・・・」



むむう。


「芝居の出来はどうだったのでしょうか。観られた方、また感想をお聞かせください」



まあ、その年の出し物や役者の技量によって色々あるようだな。



「元々全く演劇や舞台の知識のない方もおられるので、技量的なものは致し方ないとして。でも、時々、役者、脚本、演出がばっちりかみ合いとんでもなく面白いものも出てくるからなかなか侮れない!」




・・観てないのだから今回は何ともいえないがな。




「卒業してから時間もかなりたっております・・・旧知の講師の方もおられなくなっていたりしますし、縁遠くなってしまうかもです・・」


まあ、時間がたてばそうなっていくかな。まあ、またホール関係者の方には公演などでお世話になるかもと言うことで。



「また覗きに行きます!」



 ところで、今日の休日は結局引きこもったのかね。


「あまりに寒いし、雨降ってるしで、出来るだけ出歩きたくなかったんだけど、どうしても出さなければならない荷物があり、そうしたら財布の中に現金がほとんど入っていないのも思いだし。なんだかごにょごにょしてたらお昼ご飯も食べたくなり」



ふだん昼食はホカ弁だからな・・・休日に何か目先の変わったものが食べたくなるのは良くわかる・・。



「で、結局昼食に出歩くついでに用事を済ませてしまおうということで、傘を差して美味しそうなものを目指して出かけたんだ」




結局どこまで出かけたんだね?



「今回はふらっと神戸市兵庫区、下町というかなんというか、ディープ・コウベ、『新開地』界隈に行ってきた」



今回は新開地で中華料理ということだな。



神戸市兵庫区・新開地駅至近

中華料理『宝楽』



食べログに記事がありましたのでリンクを貼っておきます

http://r.tabelog.com/hyogo/A2801/A280102/28005640/



「お店の外観は本当に町の中華屋さん」



以前はかなり頻繁に行っていたようだな。



「まあ、仕事の関係もあって。最近はなかなか行くことが出来ないけど」



どんな感じの店かね。




「お昼のランチに関しては、安くて、美味くて、ボリュームたっぷり。まさに下町の隠れた名店?て感じ。まあ、お昼時にはそこそこ行列が出来てしまうので、『隠れた』ではないかな・・」



何が美味いのかね。



「名物(?)は手作りの大きな焼き豚。たとえば『ラーメン定食』を頼むと、ラーメンと焼きめし(あえて関西人なのでここはチャーハンと書かない)が出てくるんだけど、焼きめしの上にでんと焼き豚が乗ってくるんだよねえ」



ほほう。他には?



「ランチに関して言えば、一年中メニューに載っている『冷麺定食』も美味い。因みに夜は定食ではなく一品物中心で、おっちゃん達地元民が紹興酒で良い感じになっている店。店構えに似合わず北京ダックなんかもメニューにはある」




で、その『冷麺定食』を頼んだのかね。




「今日は非常に寒かったので、温まりそうな『(辛味)担々麺定食』をオーダー」


辛味担々麺定食



「担々麺の上には件の焼き豚がトッピングされている」



一応何かグルメレポート的なことも書いておきたまえよ。




「・・・えー、麺は細麺。ごまだれではなくラーメンのスープと基本共通かと。その上に肉そぼろとかなりな量の焼き豚、もやし、生のニラが乗っている。ニラはスープにつけていれば半生みたいになるが、苦手な方はオーダーの時に言えば抜いてくれる。上に見える赤いのはラー油。よく混ぜて食べましょう。油断するとラー油だけのどに入ってしまい、むせてしまう。あと結構ボリュームがあるので、おなかの加減を考えながらオーダーしてね。少しで良いかなと思ったら、焼きめし少なめで注文しましょう」




美味かったかね?



「もちろん好みはあるだろうけど、この値段でこの味はかなりいけているのではないかと」



混むようだが。



「ランチの時間帯は近隣のサラリーマンががっつり並ぶ。ガンガン相席にされるので、そのあたりは承知してもらいたい」



今回の担々麺の定食でいくらだった?



「750円。お昼の定食は650円から750円。焼きそばや焼きめしなんかもある」




なんだかグルメ物っぽいな。



「あと、小さなお店ではあるが、接客はおかみさん一人、厨房はご主人一人で回しているので、時間帯によっては混み合うし、料理が出てくるのが少々遅い場合もあるが、そのあたりも承知した上で行ってもらいたい」



まあ、あとのレポートとかは食べログとかを見てもらえればって感じかな。


出来るだけ引きこもらぬよう努力するのだぞ!ヒッキーなキミよ!