アニメ版 『四畳半神話体系』 第1話 を観た
いらっしゃいませ。
氷を作る電気代も馬鹿になりませんな!
ささ、ぐびぐびいって下さいね!レジにてお待ちしています!
彼は過日、アニメ版『四畳半神話体系』の第1話を観ることが出来たらしい。今回はそれについての感想とかを書いてみたいそうだ。小説版を読み終えてかなりな時間が経過しておるが、今回アニメ版を観てどう思ったかね。
「小説版とは別物としてみれば、これはこれで楽しめる番組でした」
関東での放送から遅れること1週間。ネットで色々な方が感想などを既にアップされておるが。
「先入観を持って観ないようにしようと思い、出来るだけ皆様の感想を見ないように注意を払っておりました」
まあ、ストーリー的な事は・・・
「今回はあらすじや内容には触れません。興味のある方は文庫で出ておりますのでそちらをご覧下さい」
ふむ。不親切なやつだな。
「ネタバレを気にするがゆえです。ご了承下さい」
では、書ける範囲で感想などを。
「まず、主人公の『私』の一人語りの膨大なテキスト量であるが、これは『四畳半神話体系』をメディア化するに当たっては避けては通れぬ宿命。どんどんやってもらいたい」
ふむ。
「ただ、あのように抑揚を付けて語る物では無いイメージ。もっと淡々と読み上げてほしい気がする」
ほう。
「物語の冒頭のスタートが『猫ラーメン』の屋台であったことにテンションが上がる。やはり森見作品には『猫ラーメン』が欠かせない」
それから?
「『小津』のキャラクターがちょっとイメージと違うかな?個人的にはもっと悪魔的というか骸骨的というか・・・」
ふむ。
「主人公の『私』も、アニメ版はまだまだ清潔で普通な感じ。もっとクサレ大学生なイメージ」
ふむふむ。
「『樋口先輩』は、原作の茄子のような顔という設定に忠実すぎる感じ。個人的にはクサレ学生寮のクサレ先輩というイメージがもっと強くてもと思った」
なるほど。
中村祐介氏のキャラクターデザインはどうかね。
「ちょっときれいすぎるかな?なにせクサレ大学生のクサレ学生生活というのが基本路線なので、クサレっぷりが難しいと思いますな」
で、どうかね。面白かったのかね、ざっくりと。
「冒頭にも書いたが小説版を意識しすぎないなら楽しめるのではないかと」
ほう。
「小説が面白かったので、未読の方はアニメ版の放送終了後にでもいかがでしょうか」
まあ、夜中のアニメなので無理矢理に観て翌朝に引きずる事の無いようにな!