Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

そう上手くいかない事もある

 いらっしゃいませ。


 ・・・ああ、「ぞうさんじょうろ」ですよ。花に水をやろうかと思いましてね・・・・。

中身は同じ「ヨドガワ・ブレンド」なんですが、これからコップに水を注いだら、ちょっと嫌ですな。

不思議、不思議・・・。




 彼の弟が連休中に、古本屋へ本を売りに行くというので、ついでに宮部みゆき氏の『模倣犯』の文庫本、全5巻を買ってきてほしいと彼は頼んだらしい。

珍しいな、古本の購入。




「・・・いやあ、以前、本屋で何気に文庫の新刊で出ていた宮部みゆき氏の『楽園』(上・下)という小説を買ったんだけどね」





ふむ。





「今まで宮部作品て、1冊も読んだことが無くて。で、新刊を見つけたのを良い機会に『これを初・宮部作品として読もう!』と内容も知らず、あらすじも確認しないでそのままレジに並んだんだ」





ほう。





「で、自宅に帰って、さあ読もうかと思い、裏表紙のあらすじを読んでみて、ここで困ってしまった」





なぜ?




「どうやら登場人物が既存の作品『模倣犯』に出ていた人物らしく、この『楽園』を先に読んでしまうことにものすごいためらいを憶えて」





それは当然そうなるだろうな。





「まあ、そんないきさつがあって『模倣犯』5冊を買わなきゃって思ったんだけど、『楽園』のために新品で5冊買うのもなんだか本末転倒な気がして」





・・・・ふむ。




「で、たまたま弟が古本屋へ本を売りに行くというので、ついでに買ってきてもらった次第。普段は買いたい本を絞り込めないので古本屋は利用しないけど、今回は購入するタイトルが予め決まっているので古本でも問題ないかなと」





・・・なるほど。
で、どうかね。たまの古本は。






「・・・正直、割高感いっぱいですね・・」





ほう?




「新品で購入すると、『模倣犯』、各巻だいたい700円前後。」




ふむ。




「それが古本では400円の値札が付いていた。」






・・・微妙な値段設定だな。





「しかも程度(状態)が各巻ともあまりよろしくない」





ほう。値段に納得できないと。





「あの状態で、半額以上で売ろうってのはなんだか納得いかない。仕入れ値は50円てのは判っていることだし」





いくら位なら「妥当」という感じかね。




「200円以下だね・・・。でないとわざわざ新品を避けて購入した意味が見いだせない」





ものによっては100円とか50円で売っていたりするのにな・・・。




「どうも古本屋とは上手くつきあえない・・・」




上手くつきあえる妥協点を見いだせば意外に便利に利用できるかも知れないぞ。

有効活用法をみつけるのだな!




「さて、今日のAILE STRIKE GUNDAMである」





何が変わっているのかね?




「あまり違いが分からないと思いますが、部品が増えてます。あと、前回よりもう少し『事故』の痕跡を目立たせないように修正を加えてみました・・・。まあ、本当に少しずつしか進みませんので」






「これは以前に組み立てたMG『FREEDAM GUNDAM』。カッコイイゼ!こんな感じを目指してちまちまがんばっていきます」