Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

イメージの世界

 いらっしゃいませ。

 すっかり日が長くなりましたね。



 今回は彼は『イメージ』について書きたいらしい。随分と大雑把な括りを投げてきたな。



「例えば、誰かの顔を見て、『あ、この人***っぽい!』とかって思ったりしないか」




・・・『犬っぽい』とか『猫っぽい』とかかね。




「・・・まあ、それもハズレではないけど、それは動物であり、有機物であり、ちゃんと『顔』というものが認識できるものであり・・・。個人的にはそれに無機物とかも含まれちゃうんだよね」




・・・無機物も・・。




「『あ、この人***に似てる!』ではなく、『ああ、なんかこの人見たら+++を想像してしまう!!』『+++しかイメージ出来ない!!』という感じ・・・」




ふうむ。




「例えば、この人は『四角い氷』だとか(別にその人が四角いわけでも冷たい人ってわけでもない)、あの人を見ると『バスケットボールのイメージ』(もちろん見た目が丸いわけではない)とかって想像してしまう。
 
 かといって、バッチリとビジュアル化して脳内にあるわけではなく、漠然とイメージしている感じ・・・」





ふむ。
それで?




「最近テレビなんかでよく見かける、モデル・女優の人で、見れば見るほど『乾燥したスポンジ(海綿)』とか、『乾燥した高野豆腐』のイメージが脳内に発生してしまう人がいて」




ほう。




「世間一般ではいわゆるべっぴんさんにカテゴリーされる人だと思うのだが、見れば見るほど『乾燥した何か』にしか見えなくて」




ふうん。カサカサ・・?

それは・・、例えば、キミの美的センスの問題とかではないのか。




「・・・うーん、『美しい』とか『ブサ』とかって、そういう問題ではなく・・・。ただただイメージされるんだ。もちろんそのモデルさんが一般的に『カワイイ』とされているってのはちゃんと認識できるし。好みかそうじゃないかは別として・・・」




脳内で何か変なスイッチが入ってるんだろうな、きっと。





「まあ、別に良いんだけどね。特に問題ないし。むしろ、自分のそのイマジネーション(?)が、変に面白かったりするし」




まあ、人間色々って事だな。

投げるだけ投げて、何一つ回収せぬまま今回は終わる。



「そして何の脈絡もなく告知が始まる!」



ことりてつじん第3回公演
『ジロー君の冒険[改訂版]』

作・演出 小畑悠
音楽 松本誉臣
舞台監督 新井和幸
音響 ウマヤミツル 斉藤真希
照明 中元志保(Fellow House) 檜木順子
制作 宮崎尚美

出演
友田博幸
長谷川具子

ギター演奏(大阪公演のみ)
松本誉臣


尼崎公演
(2010ピッコロフェスティバル一般演劇部門参加)

2010年8月11日(水)
18時30分開演
(開場は30分前)
当日・前売り 1500円

ピッコロシアター中ホール
(阪急神戸線塚口」駅下車 南出口より徒歩約8分
JR宝塚線塚口」駅下車西出口より徒歩約10分)
にて


大阪公演
(生演奏バージョン)
2010年8月21日(土)19時開演
     22日(日)13時開演
(開場は30分前)
当日・前売り2000円

天満橋音太小屋
(大阪市営地下鉄谷町線天神橋筋6丁目駅1番出口より東へ徒歩3分
JR環状線天満駅より北東へ徒歩7分)
にて

とある劇団の座付き作家みっちゃんが
演出家に急かされながら書く上演を目前に控えた台本“ジロー君の冒険”
やがて“書く側”と“書かれる側”の世界が交錯していき、
その先に現れた思わぬ真実とは…!?


チケット・お問合せは

toritetsujin@yahoo.co.jp


http://www.geocities.jp/toritetsujin/