Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

体調の不良が・・・

 いらっしゃいませ。


 まもなく梅雨明けでしょうかね・・・。




 過日、彼は休養日であったらしい。




「休養日を利用して、昼間は効果音探しとかの作業、夕方から『ことりてつじん』の荒通し稽古を見に行くと前日から決めておった」





ふむ。





「わかっている範囲だけでも効果音を作成せねばと思っていたのだが・・・・」





ふむふむ。





「朝起きたらものすごい倦怠感で体が動かない。全く脳が思考しない」





おお。






「外では雨が降っている。昨晩の大雨の名残であろうか。それは認識できるのだが、まず時間の感覚がおかしい。時計が10時を指しているんは認識できるが、それが何を意味するのかまで頭が回らない」





おやおや。





「再び目をつむると、睡魔に引きずり込まれる。どうでもいい夢を見ながら惰眠の中に落ちる」





ふむ。





「眠りながらも体にものすごい倦怠感があるのがわかる。眠りたくなくても眠ってしまう」





・・・ふむ。




「起きろ、起きろと意識の中で思うが起きることができない。ふと、目覚めてももやもやした思考と強烈な倦怠感で再び眠りに落ちてしまう。起きることが出来ても、これは(眠りすぎで)とんでもない頭痛が待ってるんだろうなと思うといやになる。が、目をしっかり開けておくことが出来ない。すぐに眠りに落ちてしまう」





ふむ。





「何とか起き上がることが出来たのは16時を回ってから。まだ全身に倦怠感が残り、意識がはっきりしない。予想をしたほどの頭痛は発生しなかったが、やはりゴンゴンと頭が痛い。空腹感は感じなかったが、夕べの残り物をほんの少し食べて頭痛薬を飲む。ほどなく頭痛薬が効いてきたらしく頭痛は緩和され、思考もはっきりしてきた。しかし全身に残る倦怠感に勝てず、再び枕に突っ伏したまま動けなくなる」





ふむ・・・。






「やがて倦怠感の少しだけ楽になり、メールを打てるくらいに回復した。もしかしたら通し稽古に行けないかも知れないということを『とり鉄人』主宰のコバタにメールする」






なんだか大変だな・・・。





「18時過ぎから徐々に倦怠感も楽になっていき、空腹も覚えるようになってきた。とにかく稽古場に向かおうと思い何とか動き出すことが出来たが、結局その日の昼間予定していた作業は全くこなすことが出来なかった・・・」





稽古には顔を出せたんだね。





「何とかね。時間が経過するごとに楽になってきたし」





結局なんだったのかね。





「さあ・・・。たぶん季節の変わり目が露骨にやってきて、身体が悲鳴を上げたんだと思う・・・」





ほう。





「梅雨が終わろうとしているのがたぶん不調の原因だと思う」





そんなもんなのか。





「そんなもんです・・。梅雨って一つの季節だよ。しかも気候の変動が大きくてわかりやすい。敏感な人にはものすごいギャップだよ」





なるほどねえ・・・。





「体調不良が休養日でよかった・・・。しかしながら作業がまた遅れてしまう・・・。いったいいつ作業をすればよいのやら・・・」




まあ、最終的に荒通し稽古を見ることが出来たというのは収穫としよう・・・。
何とか暇を見つけて作業をするのだぞ!