Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

ダウナーを引きづりながら・・・

 いらっしゃいませ。


まだまだ水がおいしい季節ですよ!!




 彼は過日、気分転換に夕方神戸市中央区元町商店街へ出かけた。かなりダウナーな状態で、自室にこもっているとさらにダウナーに陥ってしまいそうなので、少し外の空気を吸いたくなったそうだ。どうやら余程へこんでいたらしい。






「カフェでコーヒーを飲んで、普通ならそのまま読書タイムなのだが、どうも思考を定まらないので店外へと出た」





ふむ。





「外はなんだか賑やかで、どうやらたまたまお祭りをやっているようだった」





ほう。





「すぐ近くの中華街、『南京町』で、中秋節のお祭りをやっているようだった」





ほほう。





「夕暮れの中華街で店みせを獅子が訪れてご祝儀をもらう」









華やかだな。





「銅鑼や太鼓のリズムに合わせて獅子が踊る」









ほう。





「お店の方を向いているので、獅子の背中しか撮れない。しかもガードマンのディフェンスがウザく、いいアングルを確保できなかった」










「広場へ出ると、上海出身という女性歌手が歌を披露していた」




「チラシによると、陸意さんという方らしい」





ほう。





「ちょっと遠いので写真はかなりいけてないが我慢してもらいたい。ちなみにこの方チャイナドレスにブーツを合わせるというファッションであったが、ちょっとマッチングが悪いかなと思った」





ふむ。





中秋節の祭壇なんかもあった」









ロウソクが少し幻想的だな。




「でっかい線香も焚いていた。匂いはかなり強烈」








ふむ。





「商店街に戻ると、通りをトラロープで交通規制。こちらも何か始まるようだ」





ほう。





「どうやらよさこいソーランとかのパフォーマンスチームがいくつか練り歩くらしい」





ほほう。




「いくつか写真を載せる」










こちらも華やかだな。





「そろいの衣装でパフォーマンス。ダイナミックに踊る。動きが速いのでシャッタースピードの遅い携帯のカメラでは追い切れない。ぼけぼけなのはご容赦願いたい」











結構賑わっているようだな。





よさこいやソーランといった和物のパフォーマンスが多かった中で、異彩を放っていたのがこの団体。レゲエ・ダンスというらしい」



ジャマイカ国旗?






「頭とか腰とか振りまくり。ほかのチームが統一感を持って踊っているのに対し、同じ振りのところもあるけど基本バラバラ」






一応そろえる気はあるようだ?





「揃っているらしいです」






うーむ。無法地帯にしか見えない。





「ほかは基本的に和物でした」








ふむ。





「基本構成的に、隊列の先頭にPA機材と音頭をとる人を乗せた軽トラック、そしてパフォーマーの列、最後にそのチームの旗持ちという列になっておりました」





ほう。




「このように大きな旗を振っております」









ふむ。





「とりあえず、動きは追えないし、ピントはこないしなので、かなり適当にシャッターを切っているので、ヘボイ写真はご容赦願いたい」









残念であるな。





「PA車両の上で音頭をとっていた人。もはや何のメイクか分からない」








ふむ。



「団体はたくさん。次々やってくる」







動きに全くカメラが追いついていないな。




「一眼レフがほしくなります、こういうとき。多分使いこなせないけど」









たくさんシャッターを切ったのだな。













「全てがぼけぼけですが」





「中央でしゃがんでる女の子がかわいい踊りを踊っていました。小学校一年生くらいでしょうか?」








「ドヤ顔の青年」





地味だが。





「もっとも最後の団体の最後尾の旗持ちの女の子。旗が小さい。写真では分からないが、かわいい感じの子だった」






ふむ。



「先頭車両にPAを積んでいるのだが、機材の違いか、オペレーターの違いかそれぞれに音質が違ってしまうのが個人的には面白かった。中には残念な音質の車両もあったり」




ほう。




「パフォーマンスが終了したところで中華街へ戻ってみた」




ふむ。




「ライトアップされた北京ダック。高級食材という認識であったが、店先にディスプレイされて、ずいぶんぞんざいな扱い」





まあ、そんなときもあるだろう。





「今回偶然にもお祭りに遭遇して、特にダンスパフォーマンスは良い印象を持った。彼らは基本的に素人で、ダンス的にもプロのダンサーにはかなわないが、それでも彼らの一生懸命さがダンスから伝わる。エネルギーをうける。それはまさに『正』(プラス)のエネルギー」




ほう。





「その場で歌い、踊るのを、『表現者』であることを楽しんでいる。とてもいいエネルギーをもらった気がした」





おお、それは良かったな。






「もっとも、このぐらいの気晴らしではこのダウナーさは好転することはないのだがな・・・」




なんだそれは・・・。





「・・・あれだな、写真を貼るだけの記事は、ボリューミーかつ楽だな」





・・・手抜きか。




「抜いてるつもりはありません・・・。ただ、楽だなと・・・」




・・・・。

まあ、書けそうなテンションまでがんばって回復するのだぞ・・・。