Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

外出 続・変

 いらっしゃいませ。

 少し温かくなったでしょうか。まあ、どうせすぐ寒くなるのでしょうけれど・・・。

今日も氷少なめにしておきますね。




 先日彼は記事の中で、何か取材じみたことに失敗したので、代わりに書けそうな話題を探してきたみたいな、思わせぶりなことを書いていた。


http://d.hatena.ne.jp/aile_strike/20101027


どうやら今回はその思わせぶりなことについて書いてみることにしたらしい。






予告先発です」




一日間が開いているような・・・。





「・・・錯覚です」





・・・まあ、いいか・・。
で、どこへ行ってきたんだね。





「あの休養日の日、昼食後に神戸市中央区の繁華街へと向かった」






ほう。





「神戸の繁華街は、老舗のお店がたくさんあり、有名店も多い」




ふむ。





「今回そんな老舗有名店であるけれども一度も立ち寄ったことの無かったお店に行ってみることにした。というか結果的にそうなった」




なんだそりゃ。






「今回行ったところは、『ユーハイム本店』!」





ほう!

http://www.juchheim.co.jp/




「ご存じ、元祖バウムクーヘンのお店。その本店が神戸にある」





ほほう。





「たまには由緒あるお店にと思った。近くにあるのに今まで行ったこと無かったし」





ふむ。






「というか、たまたまお店の前を通ったら、なんだかでっかいショートケーキがディスプレーされていて、それに引き寄せられてしまったんだ」




・・・・ここまでに書いた、『老舗』とか『元祖』とか『バウムクーヘン』とかってキーワードは・・・?





「でっかいショートケーキに引き寄せられて立ち寄ったので・・・。正直後付けです」





なんだそりゃ!





「なんだか甘いものが食べたかったわけですよ。別に大きなケーキを売っているところであれば『HARBS』とかでも全然良かったんですよ、正直なところ。でもそれでは記事にならん。『ユーハイム本店』なら記事になる。でしょ?」





なにが“でしょ?”だ。





「とりあえずお店の外観写真、どーん」






ふむ。
さすがは老舗の本店。立派な店構えであるな。






「一階はバウムクーヘンや、そのほかのお菓子なんかをショーケースにディスプレーしてある。持ち帰り商品や贈答商品なんかを扱っている。写真はない」






写真がないことを威張らないように。







「地下一階は、洋食を食べることが出来るようになっている。バウムクーヘンの有名店の地下でステーキなんかが出されているというのはちょっと面白い。あ、写真はない」





・・・・。






「で、二階がケーキやバウムクーヘンを食べることが出来るティールームになっている。今回はショートケーキを食べるために二階にお邪魔してきた」






バウムクーヘンの老舗なのに・・・。







「一応、“本店ショートケーキ”とかって名前がついていたので本店限定じゃないかと思ったのも一つの理由だ」





・・・後付けだね?





「・・・・後付けです・・」






・・・二階のティールームはどんな感じであったかね。






「静かで落ち着いた感じでしたね。階段を上ると、すぐにケーキ類が入った小さなショーケースがありました。今回は空いていたこともあり、奥へ入って窓際の商店街を見下ろすことが出来る席を陣取りました」






ほう。







「ティールームの写真を少しだけ」




「窓際から階段の方向を向いて撮影」





広そうだな。






「結構広いですね。そして壁を向いて撮影」









ふむ。






「店員さんは皆さんかなりなナチュラルメイク。ほとんどすっぴんみたいな感じでしたね」






ほう。






「頭の悪いお店だと、店員が飲食店なのにもかかわらず香水つけてたりしますよね。そんなのに比べると余程良いことだと思いますね」





なるほど。





「そして、“本店ショートケーキ”、どーん!」








ほう。






「コーヒーのカップと比べてもらえれば大きさが分かるかな?」





うーん、何となく・・・。

で、これでおいくらかね。






「ドリンク(今回はホットコーヒー)とセットで、ちょうど千円でした・・」






・・・高いんだか安いんだか・・。

で、味のほうはどうであったかね。






「うーん、・・・」






ここまで引っ張って、おいてお勧めできないなんて言わないように・・。







「不味くはありません、もちろん。ただ最近の洋菓子の傾向というかまさにそんな感じで・・・」





というと?






「・・・時々、甘いものを食べるとき、しっかり甘いとか、どっしりした物を期待しない?しっかりと甘いけどくどく無く、どっしりとしてるんだけどもたれないってのが理想で・・」





・・・ふむ。





「最近の洋菓子ってさあ、甘くないんだよね。良く言えば甘ったるくなくてさっぱりしてると言うんだろうけど、甘いものを食べに来たのに甘くないものを食べているって、なんだか物足りなくて・・・」






ふむ。






「良くテレビのグルメレポートとかで、ケーキを食べてのコメントで『これ、あんまり甘くなくって美味しい!』とか、『生クリームなのにさっぱりしてる!』とかって言ってるのをきくけど、甘くてしっかりしてるケーキの何が悪いというのか?元来ケーキは甘くてしっかりしている物のはずだし、それでなおかつさらっと食べられるのが腕ってもんだと思うんだけどねえ・・・」





・・・まあ、確かに、最近変に味のしないケーキが増えたような気がするなあ。






「脂肪分や糖分を気にするなら最初から食べないに越したことはないし、男性だってちゃんと甘みのあるケーキのほうが美味しいと感じると思うぞ」





ふむ。
若干主観が入りすぎておるが、そうかもしれないな。






「ちょっと、しっかりしたショートケーキを期待しすぎていたので、あっさりだったのが残念でした。もう一度言いますが、好みの問題であって、不味いんではないですよ」





バウムクーヘンのお店で、バウムクーヘンを食べないからそういうことになるのだ。






「・・・もし次回行く機会があったとしたら」






ふむ。






「ショーケースで目についた“和栗のモンブラン”を食べてみたいと思います」






あれ?・・・懲りないなあ。





まあ、ちょっと目新しい記事が書けたので良しとするか。

今回はこんな感じで終わる。