Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

歓迎すべきアップデート

 いらっしゃいませ。


 乾燥が気になる季節が近づいてきましたね。適度に水分を補いましょう。特に暖房で室内が乾燥しがち。加湿なんかにも気をつけた方が良いですね。


 暖房ですか?まだ微妙な気温なので入れていません。寒いですか?





 彼はまた自分の携帯についての記事とかを書きたいらしい。




「自分の携帯というか、Xperia X10についてというか、ソニー・エリクソン製のdocomoスマートフォン、SO-01Bについてというか、まあ、国際的な話なのだよ」





ほう。

大きく出たな。






docomoスマートフォンで一番売れた機種ですからね。話題としては大きいですよ」






まあ、Galaxy Sが浸透するまでの話だろうな。






「・・・それでも良いんです!Glaxy Sが国内で売れればそれだけ一般へのandroidの浸透が加速します」





まあ強がっていたまえ。さらに東芝のレグザ・フォンとかも来るぞ。

・・・で、キミの携帯のどんな話かね。






「“Xperiaがマルチタッチ操作に対応する”という報道がなされたんだ」





ほう。






「出所自体はソニー・エリクソンの公式プロダクト・ブログという事らしいので、かなり確かな情報なのだろう」






マルチタッチが出来ない、かなり時代遅れの不憫な子であったからな。

しかし、Xperiaはハード的にマルチタッチに対応していないので、今後の対応しないというのが大方の予想であったが。






「まず、パネル自体は静電容量式で、マルチタッチに対応出来ていたはずなんだ」





ふむ。





「で、何が対応していなかったかという話だが、ネットでの噂によると“ディジタイザー”という、“コンピューターに(指などの?)位置を指示するための装置”が複数の位置に対応していなかったためである、らしい」





ほう。





「このマルチタッチに対応していないという状況はかなり評判が悪かったらしく、対応を要求する声が大きかったらしい」







それはそうだろう。

しかしその“ディジタイザー”なるものが対応していないので出来なかったと・・・。





「そこでソニー・エリクソンは、本来対応していないはずの“ディジタイザー”にマルチタッチ対応のドライバー、及びファームウェアを開発、強引にもマルチタッチ対応を実現出来るようにしたらしい。すごい!」






おお。





「まあ、まだ開発中らしいんだけどね。噂では2011年の第1四半期のアップデートをめどに開発が進められているらしい」





ほう・・・。
2011年の4月とかかな・・。







「まあ、その辺りは追々公式発表があるだろうということで」






ふむ。






「まあ、マルチタッチ対応になるにはなるんだけど、諸手を挙げて喜べないような状況があり・・・」







ほう?






「ネット報道によると、“Xperiaはそもそもハードウェアがマルチタッチを想定していないため制限はあるものの、独自のソフトウェアで一部のマルチタッチ操作を擬似的に再現できることが分かったため、アップデートとしての提供を決定した”んだそうだ」







ふむ・・?





「いくつか『?』なワードが見えていると思うんだけど・・・。“制限はある”と、“擬似的に再現”という部分が」






ふむ・・・。





「“擬似的に再現”というのは先ほどから書いているとおり、“ディジタイザー”なる内部ハードが本来マルチタッチに対応していないのを強引にソフトウェアで何とかするぜ、ということだ。多分。で、無理矢理なので、もちろん出来ることと出来ないことが発生する。iPhoneの様なマルチタッチが全て出来るということではなく、制御(出来る動作)に“制限がある”ということだ・・・」





ほう。






ソニー・エリクソンとしては、つまんで拡大する、世に言うピンチ・ズームの動作に対応出来るようにしたらしい」






ほほう。






「ピンチ・ズームの動作は、iPhoneや最近のスマートフォンでは当たり前の動作。それが出来ないXeriaは、iPhoneユーザーや、他のスマートフォンユーザーの目にはさぞや奇妙にうつっていたことだろう・・」






不憫だな・・・。






「・・・完全対応ではないので、ソニー・エリクソンとしては、ブラウザと、Google Mapsでピンチズームの動作が使用出来るようにするということで開発を進めているらしい。なので、アプリケーションによってはピンチの動作を認識しない物もあるだろうし、認識しても正常に動作しないなんて物も出てくるだろう・・」






なるほど。







「また、ピンチの動作以外は想定していない(完全なマルチタッチではない)ということなので、例えばピアノのアプリで和音が弾けるなどということも出来ないだろう・・・。あ、もしかしたら2音までは鳴るとかなんてことはあるかも知れないな・・・。まあ、個人的な予測であるけど・・・」






なるほどねえ・・・。






「・・・それでも、元々出来ないと言われていたことを、なんと内部部品のプログラムにまで手を入れて少しでもユーザーの希望に応えようとしている姿勢は評価したい。ソニー・エリクソン、がんばってます」






ほほう。







「個人的には更にflash lite 4.0に対応してもらえればいいのだが・・・」





やはりそこか・・・。






「これもかなり期待する声が大きいと思いますよ」






なるほどねえ・・・。


まあ、一般の興味のない方々には全く何のこっちゃという内容の記事であったな。特にXperiaユーザー以外には全く意味をなさない記事であった。


・・・まあ良いか・・。

今回はこの辺りで終わる。