Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

間に合わせですら落とせない

 いらっしゃいませ。


 あら、こちら良い飲みっぷり!!

 男だねえ・・。惚れ惚れするよ・・・。


 ささ、もう一杯!

 いかが?ヨドガワ・ブレンド・・・。



・・・え?気持ち悪い?せっかく着物まで着てるんですからちょっとはのって下さいよ・・・。





 今回、彼は適当な写真を貼って、とりあえずそのまま終わってしまう気らしい。




「ちょっとくたびれました・・・。実は、昼間に観劇をして、夜は自ら取材をと思い、某イベントに行ってきたんですが、正直かなりくたびれました・・・」





なんだそりゃ。





「なので、観劇についての記事とかは、日を改めて書きたいと思います。出来れば次回とか・・・」





ほう・・・。予告先発か・・・。





「頑張って書きたいと思います・・・。とりあえずでありますが、今回はこんな写真を・・・」






「ぴかーん!」





なんだこりゃ。






「ちょっと引いてみました」







「きらりーん。まだわからない」





・・・・だいたいの想像はつくが。






「さらに引いてみました」







あまり代わり映えしない画だが・・・。






「まあ、正体は暗闇に光る猫の目なんですけどね・・・」





やはり・・・。

で?





「なかなか猫の全体が写らないんですよ、暗くて。目ばっかりが光って写る」




ふむ。





「まあ、そうこうしている間にその黒猫は、あ、黒猫だったんだけどね。すすっとさらに闇の中へ消えていったんですよ・・・」





・・・オチの写真を撮れず終いと言う事か・・!




「・・・有り体に言えばそうなりますね・・」





ダメ人間だなあ、キミは。

撮れなかった事よりも、オチがない物を堂々と記事に書こうとするその姿勢がダメだ!





「せっかくぴかぴかに光ってる写真をお蔵入りさせるのも忍びなく・・・」





そのあたりがダメ人間の、ダメ人間たるところであるな・・・。


まあ、次回は観劇の記事を予告先発ということらしいから、しっかり書くのだぞ!





「・・・ほどほどに頑張ります・・」




彼のダメっぷりを露骨にさらして今回は終わる。