Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

寒空の下に

 いらっしゃいませ。



 ・・・え?クリスマス・メニュー?



・・・え?


・・・はあ?


・・・ええ?!





 彼は、神戸市の中央区で、彼を見つけたらしい。





「ひっそりと立ち尽くしていましたね。彼ほどの有名な方なら、もっと目立っていてもおかしくなかったと思うんですが・・・」





・・・というか、彼って誰?





「彼、有名だと思うんですけどね・・・」





(どーもくん)




ああ、まあ、有名だな・・・。






「日本国内はもとより、海外でも結構な人気だとか!」





ほう。





「で、この写真を数人の人に見せたのだが、一応に反応が薄い。“・・・ああ、確かテレビで見かけたキャラクターの・・・”くらいの反応。彼は有名ではなかったのか?」





ふむ。





「彼は神戸市中央区・三ノ宮センター街の片隅で、寒空の下、ひっそりと立ち尽くしていた。個人的にはちょっと盛り上がった。あの有名な彼がこんなところに!」





・・・ふむ。





「しかしながら、周りで彼に注目している人はいない。もはや時の人ではないのか・・・」





チデジカとかのほうがメジャーなのかも知れない・・・。





「どうやら彼は右脚を負傷しておるようで、右脚の下に段ボール紙を敷かれて左脚とのバランスを何とか保っている状態であった。なんだか痛々しい・・・」





ふむ・・・。





「しかしながら彼は笑顔で写真に収まってくれた。なんだかんだ言ってもスターである。満面の笑顔である」





うむ・・。






「国営放送の方々には、もう少し彼を使ってあげてもらいたいと思った」




うむ。
なぜだか少し寂しい記事であったな。

今回はこの辺りで終わる。