いらっしゃいませ。
・・・温かい白湯ですよ・・。やけどしないように気をつけて・・・。
過日彼は、ネットでもの悲しい記事を見かけて、暗黒の笑みを浮かべていたらしい。
何かあったかね。
「『KAGEROU』の書店のPOPが良い感じになっていて、じわりと笑ってしまった」
『長い目で見てあげてください』
ええ?
「コピペで申し訳ない。元ネタはこちら」
http://netatama.net/archives/3984916.html
・・・しかし、これは・・・。
「元々この本は、本屋さんが買い取りをしないといけないらしいからね・・・。普通の書籍みたいに返品出来ないんだ。買い取りの分は確保してもらえるけれど、その分在庫を沢山抱えると、売れ残るかもというリスクが発生するわけで・・・」
・・・リスクを冒してでも在庫を抱えると、・・・。
「しかしこれ、出版元は痛くもかゆくもないから、だんまりだろうしなあ・・・」
ふむ・・・。
「あ、良いように解釈すると、このPOPを書いた書店員さんは、本当に長い目で見て面白い作家さんになると確信して書いたかも知れない!」
おお。
この『KAGEROU』が、名作家になる最初の一歩であると!隠れた名作であると!
「・・・隠れた名作なら、もっとプッシュするような内容のPOPを書くだろうな・・」
・・・・そうだろうなあ・・。
「まあ、読んでいないので、“隠れた名作”かどうかは知りません。読んだ方、感想など書いてください」
色々と話題を提供してくれる本であるな・・。
今回は他人のふんどしで相撲を取ったまま終わる。