Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

まだ痛い

 いらっしゃいませ。


 いや、店は開いてたんですけどね。なんだか、あれですよあれ。あれな感じだったんです。





 彼はここ数日の体調不良に勝てず、休養日を利用して病院へ行ってきたらしい。



診察の結果はどうであったか。





「まあ、一応内科に行ってきたんだけどね」





ふむ。






「正直よくわからなかった」





あらら。






「医者によると舌の腫れている個所は、知らず知らずのうちに噛んでしまったために腫れてしまったのではないかという推測であったが、そんなに局地的な腫れではなく、舌全体が熱を持ち、口内の唾液もやたらと早く乾いて舌が口に張り付き、舌の粒々もなんだかやたらと全体的にざらついている。先端を噛んでしまっただけでこんなことにはならないと思う」






ふむ。






「一応腫れがひくようにという薬と、背中の痛みに関しては筋肉の張りを取るであろう薬を処方してもらった」






ふむふむ。






「背中の痛みに関しては内科ではどうも今一つわからないので接骨院へ行ってみることにした」







ほう。






「もしかしたらマッサージとかで治るかもしれないと思ったんだ」






ふむ。

まあ、治らないまでも、症状が楽になればそれに越したことはないしな。







「久しぶりに行った接骨院は、経営者が変わり、鍼灸も行うようになっていた」







ほう。







「事情を説明すると、マッサージより針のほうがいいかもという話になり、針を打ってもらうことにした」







ほほう。







「保険が使えるので安くすむようだし、なんだかその方が効きそうな気がした」







ふむ。
鍼灸院で保険のきかないところだと5000円以上はざらだからな・・・。






「背中の患部近辺に20本くらい針を打たれたが、全くの無痛であった。なんでも、内蔵(特に肺)に達しやすい部位なので、あまり深く刺していないからというのも関係しているとか」






ほう。






「ほかに肩甲骨近辺など、合計30か所くらい刺したと思うが、あまりに痛くなさ過ぎて効かないのではないかと微妙に心配になる」







ふむ。







「しかし、さすがは針。10分もしないうちに背中全体がポカポカと暖かくなってきた。痛み自体は取れないまでも、なんだか効果はありそうな気がする」









ほう。








「とりあえずこれで様子を見て、あまりに痛みが続くようであれば整形外科などでレントゲンを撮ってみてはという話であった」







・・・しかし、寝て起きてとしただけで、骨に異常がおこったとは思えないな・・。







「まあ、たぶん筋肉的なものだろう・・。とりあえず咳をするたびに激しく痛むので、大変に困っている。薬が効いてくれればいいのだがな・・・・」






なるほどねえ・・。


まあ、しばらくは療養だな。といっても仕事にはふつうに行かねばならないし、なかなかゆっくりとはできないようだが・・・。


とりあえず経過報告ということで、今回はこんな感じで終わる。