Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

天体観測

 いらっしゃいませ。


 
 ぼちぼち梅の季節ですか?それとも場所によってはもう散ってしまってますかね?


匂いだけで水がいけますね。ははは。ははは。ははは。





 過日彼は、変わった夢を見たらしい。




「なんだか良く分からないんだけど、“バンプ・オブ・チキンがシークレットライブをするぜ!”みたいな夢で」







ほう!







「ある大型ショッピングモールのような所にいるんだけれど、その店舗が営業を終わった後になぜかライブをやるという事になっていて」






営業終了した建物になぜ入ることが?







「・・・うーん、どうやらそのショッピングモールの、どこかの店舗のスタッフらしい設定」







なんだそりゃ。







「で、なぜだかショッピングモール内を高速バスで移動して、ライブ会場へ向かう」






ショッピングモール、広っ!






「しかしながら現実の自分としては、バンプ・オブ・チキンがどんな人たちか知らない。映像や画像を見たことがないのだ。しかも聴いたことがある曲が“天体観測”だけで、そのほかの曲は一切知らない。夢がそれまでの記憶を何らかの形で再編成しているというならば、記憶にない音楽や画像が脳内で再生されるはずはない」





それはそうだ。







「夢を見ながらも、なんだかその辺りを夢の中で自分に突っ込んでいて、でも、夢の中の自分はなんの不安もなくライブ会場へ向かう。高速バスで。しかも満員で吊革につかまって立っていた」







・・・市バスじゃないんだから。






「ショッピングモールの中のライブ会場は、昔の大型ディスコ並みにグリングリン照明が回っていた。最近のムービングと違った、なんだか古典的な照明」






古い記憶も混じっているのかな。






「大型ショッピングモールの多分五階か六階部分から見る感じであったらしい。はるか下にステージがあるようだ。既に知人女性が笑顔でテラスの欄干にへばりついていた。バンプのライブが楽しみなのだろう」






ほう。






「因みにその知人女性が現実世界でバンプのファンであるかどうかなんてことは全く分からない。やがて、最初の曲(?)のイントロが流れる。会場は盛り上がっている、らしい。はるか眼下であって良く分からない。バンドらしき物が見えるが、豆粒みたいだ。案の定、始まった曲のイントロは“天体観測”。それ以外知らないんだから脳内ではそれしか再生しないだろう。そりゃそうだ、と夢を見ながら自分自身に納得した。が、イントロ終わりで曲がアニメ版『GOSICK』のオープニング曲に変わっていた。さすがは夢、全く違和感なし。知人女性は踊り出さんばかりに盛り上がっている。もちろん現実世界の知人女性が『GOSICK』を知っているかどうかなんて全く知らない」






さすがは夢だなあ。






「で、結局その音楽に合わせて、知人女性とロボットダンスを踊るという謎めいた状態で目が覚めた。もちろん現実世界ではロボットダンスなんか踊れるわけがない」






楽しそうな夢で良かったじゃないか。
夢なんてそんなもんだと思うし。







「まあ、悲惨な夢でなくてそれはそれで良かったわけだけどね」






どうやら、アニメ版の『GOSICK』のテーマ曲は、キミの深層心理に良い感じに残っているようだな。






「でも、二回しか聴いたこと無いんだけどね」







おや。







「録画している物しか見ないので、オープニングって早送りしちゃうんだよなあ」







その二回でがっちりハートを掴まれているとかって事じゃないか?







「・・・かも知れない。深層心理に深く入り込んじゃってるかも知れない」







まあ、夢の話なんて、本当にどうでも良いトピックだな。

もっと皆様のお役に立つような記事を書くことを心がけよ!


今回はこの辺りで終わる。