人は無料を尊ぶ(?)
いらっしゃいませ。
お部屋の乾燥には、やはりしっかりとした水分補給ですね!
過日彼はJR元町駅の南を銀行へ行く道すがら、レトロな外観のアパレルのお店の前で、しばし立ち止まって見入ってしまったらしい。
「続きです。さらに今回は寄り道です」
ほうほう。
ずいぶんとのんびり行程であるな。
「レトロな外観のビルから西へ少し行くと、おかきで有名な『日本一おかき処 播磨屋本店』の神戸店がある」
ほう。
「まあ、おかきのお店であったので、和風だし、中も流行のスイーツショップのように特に大賑わい、という風でもなかった」
・・・おかきの店だからな。
「今回お店の前を通ると少々様子が違っていたんだ」
ほう・・・。
ちなみにではあるが、播磨屋さんのホームページのリンクを貼っておく。
日本一おかき処 播磨屋本店
http://www.harimayahonten.co.jp/
「・・・ああ、このホームページは、色々とアレな感じなんで、まあ、必要なところだけさくっと見てみるのが良いと思いますよ」
なんだそりゃ。
「個人的には“御やきもち”がなかなか美味しいんで、まあ、アレな部分については見なかった感じで」
・・・・・。
「とりあえずお店の前。看板を見ての通り播磨屋さん」
ふむ。
「和風なお菓子の店だったと思うんだけど、なんだか今風の内装に」
ちょっとスタバ的な?
「この写真では見にくいけれど、中の看板に『OKAKI BAR』の文字が!!」
オカキ・バー?
「これは早速入ってみなければと思い、結構混み合っている店内へ入ってみた」
ほう。
「店内はそれこそカフェのよう。入店して上手(かみて)にテーブル席と立食用のテーブル。奥には狛犬のような和風の絵が飾られている」
おお。
「お店はまさに“おかき・バー”。セルフサービスで入れるコーヒーと紅茶は無料。200円払うとおかきの盛り合わせを食べることが出来る。店内が混み合っていたのは、このフリードリンク目当てで来ている人達であったらしい。無料のコーヒーをお代わりしては優雅にダベくりまくっていた」
ほう。
「店内入って下手(しもて)にフリードリンクのカウンター。おかきの盛り合わせもここで注文する。お店の奥は従来通り御進物用のおかきを販売するスペースになっている」
ふむ。
「やはりここはフリードリンクを堪能させていただこう。まあ、ただでコーヒー飲んで帰るってのもタチが悪いんで、おかきの盛り合わせも200円で購入。お皿に盛ってもらう」
コーヒーにおかきか・・。
「コーヒー、フリードリンクの割に美味しかったですよ」
ほう。
「ちなみに店内には、『諸事情により、おかきは有料になりました』の張り紙が貼ってあった」
・・・ということは、おかきも最近まで無料であったという事か!すごすぎる・・・。
「さすがは専門店、おかき美味しかったです」
むむう。
「お店の入り口近辺には、無選別のおかきを簡易パックにしたものを、3袋1000円で売っていて、あまりの安さに思わず購入してしまった」
安いか?
「まあ、元の値段が結構なもの何でね。割れおかきが混じっていようと無かろうと、自宅で食べる分には全く問題なしなので、無選別おかきコーナー、なかなかの賑わいでしたね」
ふむ・・・。
「やはりここは個人的に一番美味しいと思う“御やきもち”をまとめて3袋購入した」
・・・なるほど。
「ただでコーヒーを飲んでくつろいでる皆さん、ちゃんとおかき買ってあげて下さいね」
そうだな。
「播磨屋さんは各地でこうしたフリードリンクの店をやっているらしいので、詳しくはちょっとアレな感じのホームページで見ていただきたい」
・・・。
まあ、おかきが美味しかったのやらそれで良いだろう。
終わりかね?
「あ、この後ちゃんと銀行へ行きました」
どうやらもう特に引き出せるトピックはないようだな。
今回はこの辺りで終わる。