Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

事態収拾

 いらっしゃいませ。


 汗ばむくらい暑かったり、薄着を後悔するくらい寒かったり・・・。


気温や天候が安定しませんね・・・。




 彼は以前に、左足の親指に水ぶくれができて皮膚科の門を叩いた。不思議な水ぶくれであったが、結果的に単なる水虫であると診断されて拍子抜けしたようだ。今回はそれについての続報を書きたいそうなのだが、自らの水虫を記事にしなければならないくらい書くことに困っているらしい。嗚呼、凡庸なるかな。

 確かにブログというのは自分の赤裸々な部分を少しずつさらしていくものであるとは思うのだが、自分の水虫の内容まで書くというのはいかがなものかと思うが・・・。







「・・・日々処方された塗り薬を塗り続けているわけだけど、最初の水ぶくれは切り取られてるんで、事態は収束に向かっている。少々かさぶたのようになっているが、恐らくこれが取れれば正常な皮膚が現れるだろう。まあ、水虫はしつこいという噂なので、しばらくは薬を塗り続けるつもりであるが」






ふむ。

なんだ、正常に治りかけているなら良いではないか。






「・・・ところが、元々の患部から少し離れた場所に、前の水ぶくれを小さくしたようなヤツがぷっくりと現れ始めて!」





おお?





「どうやら被害が少々拡大しておるらしい。水虫の場合でも転移とかって言葉を使うのか?拡散というのか?とにかくこの小さな腫れも全然痒くも何ともない」





あらそう・・・。






「前回に比べてかなり小さな腫れであるので、このまま治してしまいたいと思って、薬を塗布する範囲を広くすることとした。他へ広がる前に治してしまいたいが・・・。おのれ、白癬菌め・・・」





・・・もしかしたら、その小さい腫れも切り取ってしまった方が良いのかもな。





「面倒くさいので、薬塗るだけで治ったらいいかなと思うんだけどね・・・」






・・・で、自分の水虫の話を記事にして、キミ自身はどうしたいのかね。





「・・・いや、本当に書くことを思いつかなくて・・・」




書くことがないと自虐に走るということか・・・。

まあ、いい。


今回はこの辺りで終わる。