Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

これは振れない

 いらっしゃいませ。


 これから暖かくなってきて、水の需要がどんどん伸びますね!




 彼は過日、神戸の繁華街をうろついていて、こんなものが展示されていたのを見つけたらしい。

こんなものと振っておいてアレな話だが、こんなものとはどんなものだね。




「あるギャラリーで、金沢の伝統工芸の作品を紹介する展示をやっていたんだけど、そのギャラリーの外のショーウィンドウにこんなものが展示してあった」









これは・・・、どう見ても・・・。




「ゴルフのパターだね」




ふむう・・・。




「説明書き」






金沢漆器で造って、蒔絵で模様を付けているのか・・・。






「まあ、基本、展示品だと思うんだけど、一応プライスタグがついていたので一緒に撮影してきた」





105万円・・・。




「グリップにまで美しい蒔絵が施されているのが画像から分かるだろうか?漆塗りになっているということは、当然普通のゴムとかとは違う材質のものなんだろうけど、内部にどんな素材が使われているかは説明になかった」







・・・金属にも漆塗り?






「シャフトなんかは普通に金属だと思うんだけど、そういったものに漆がのるのか、ちょっと謎が多い」







ふむう・・・。

・・・これでグリーンに上がるのか?






「まあ、鑑賞用だろうな。ドライバーなんかと違って、シャフトがよれるほどぶん回すわけではないけど、それでも打面にボールが当たるたびに漆にダメージがあるだろうしね。ヘッドの底面も振る度に芝生とこすれるわけだし・・・」






ふむ・・・。漆塗りというのは、色々なことが出来るもんだ・・・。

まあ、珍しいものを見たと云うことで。



今回はこんな感じで終わる。