Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

神戸元町商店街近くの“走水神社”を覗いてきた

 いらっしゃいませ。


 良い季節になりましたねえ・・・。北国にもきっと桜が咲いていることでしょう・・・。




 彼は休養日に銀行へ行ったついでに、また街をぶらぶらしていたらしい。今回はその辺りのことを書きたいそうだ。
どこへ行ったのかね。





「以前元町商店街をぶらぶらした記事を書いたんだけど、その時に商店街の一筋南にある走水神社(はしうどじんじゃ)に行っていなかった。なので今回はその神社の写真を中心に記事を書きたいと思う」






・・・前回の元町の記事で、わずか100メートルほどの距離を西へ戻るのを面倒くさがって、写真に納めなかった神社だな・・・。






「面倒じゃん。進行方向から逆に戻るのって」






・・・。

wikipediaに記事がありましたのでリンクを貼っておきます。詳細はそちらをご覧下さい。






「昔々、元町近辺が“走水村”といわれていた頃の名残・・・、だと思っていたんだけどね」





ふむ?






「いや、今回の記事を書くのに、wikipediaでちらりと歴史なんかを調べてみたんだ」






ほう。






「そしたら、元々は八幡神社で、明治に天満宮と合祀されたときに、昔の地名である“走水”を名前にしたという、何とも後付けなネーミングであった」







・・・“走水村”のころからあった名前というわけではなかったんだな・・・。





「近辺が“元町”と呼ばれるようになった後に、元々この辺りが“旧・走水村”であったということでこの名前になったらしい」






ふうむ・・・。






「大したことではないんだけれど、それだけで有り難みが若干スポイルされたような気がして・・・」





まあなあ・・・。







「個人的には、この神社になんかすんごい歴史があってさあ。名前の読みも珍しいし。で、それが村の名前の元になったとかっていうのを期待してたんだけどね、勝手に」






まさに勝手な想像。





「とりあえず基本的には天神さんでした」






身も蓋もない言い方を・・・。





「気を取り直して写真に行こう。元町商店街からアプローチした」




ほう・・・。

「商店街からは社殿は見えない」





ふむ。





「お祭りの時にはこの鳥居みたいなものに看板が取り付けられる」




ほう。




「鳥居みたいなものをくぐり、商店街の一本南の筋へ。北を向くと神社の正面」





小さな神社なんだな・・・。






「基本、菅原道真さんをお祀りしているので、勉学や書道の神様って事で、筆塚がある。筆塚って書かれているから“筆”って事は分かるけど、書いていなかったら、なんだか良く分からないオブジェみたいに見える」





筆なあ・・・。





「本殿の前には、狛犬ならぬ“牛”の石像が。狛牛とでも言うのか?」





牛なあ・・・。






「本殿。こぢんまりとしている。商店街がすぐ近くの割には、ひっそりとしていて、とても静かだった」






ふむ。





「本殿から下手(しもて)を見ると、赤い鳥居の向こうにお稲荷さんがお祀りされていた」






「敷地内をさらに奥に進む。といっても、ほんの数歩の距離であるが。奥に小さなお社があった。どんな神様がお祀りされているかは分からなかった。もしかしたら、これが元々の八幡様をお祀りしているお社かも知れない・・・」







・・・かなり小さなお社のようだな・・・。






「もしこれが八幡様なら、元々のこの神社の神様なんだよねえ・・・。肩身の狭い感じ・・・」







まあ、他の神様かも知れないし。






「とにかく、街中の小さな神社でした」





なるほどねえ・・・。

まあ、また面白そうなものがあったら写真に残すが良いだろう。






「あ、もしかしたら近隣の他の写真を記事にするかも知れません」






もしかしたら、ではなく、もっと積極的に書く気になれ。






今回はこの辺りで終わる。