走水神社から東へ向いて歩く
いらっしゃいませ。
・・・なんだかぼーっとしてしまいますね。これが春、なんですね・・・。
あ、勝手にグラス取って勝手にやっちゃって下さい・・・。
彼は前回の記事で写真を撮った走水神社(はしうどじんじゃ)を後にして、またも元町商店街を東へ向かって歩き始めたらしい。
以前に同じような行動をしていないか?
「前にも元町商店街を東へ向かって歩いて、写真なんか撮っていたんだけど、その時に写さなかった面白いものがあるかも知れない。そう思って同じコースを少しだけ歩いてみようと思ったんだ」
・・・前と同じ企画をしなければならないほど、記事のネタがない状態である、と・・・。
「・・・強くは否定出来ない」
是非も無し・・・。
「あ、でも本当についでに写真撮りながら帰る途中ってだけですからね。それに補足取材があったほうが読んでいる方にも良いでしょ?」
言い訳じみていて大変空しく聞こえるが、まあ良いだろう。
で、何かあったかね。
「まず、こんなライブハウスが」
カフェレストラン・アマデウス・・・。
「なんだかクラシックのライブをやっているらしい。建物の規模からするとアンサンブルとか独唱とかって規模のものだと思うんだけどね」
・・・それはそうだろう。
「クラシックのライブハウスって、ちょっと珍しいかなと思って」
・・・まあ、少しな。
「そういえば、JR三ノ宮駅の近くに、クラシックの生演奏を聴きながらお酒が飲めるバーがあったな。まあ、因みの話と言うことで」
話が横道にそれたな・・・。
次は?
「『兵庫県教育図書販売(株)』ってお店らしきものがあって」
ほう・・・。
「どうやら、学校とかで使用する教科書なんかを扱っている本屋さんらしい。昔は普通の本屋さんだったような気がするんだけどな・・・」
・・・ほう。
「写真を撮ろうと、スマフォを構えようとすると、店内のおばさん店員の、ものすごく怪しそうな視線を受けた。相当警戒されたらしい。なので、お店を微妙に通り過ぎ、おばさんの目線が入らない角度から撮影した」
ふむ。
で、この写真のどこが面白そうなのかね?
「教科書だけ売っている本屋さんて、珍しくないですか?」
・・・どこにこの写真の需要があるとかって考えないのか?
・・・まあ良い。リスザル脳のキミに言っても始まらないな。
「次はちょっと珍しい。神戸らしいお店」
洋服屋さんか?
「遠目にはそう見えるけどね。ショーウインドウにあったお店の説明書きを写真に撮ってきたので見てもらいたい」
船員さんの制服専門のお店・・・?
「港町神戸らしく、船で働く人の制服を扱っているお店だ。他にもお店オリジナルの船を連想させるデザインが入ったバッグや小物なんかを売っている」
ほう・・・。
「なのでお店のショーウインドウはこんな感じ」
ほう・・・。まさに船員さんといった感じだな。
「こういった老舗にはずっと残ってもらいたいと思う。港町に、港の空気・・・」
・・・うむ。
「次は、定休日でシャッター降りてるけど、豚まんの『老祥紀』。阪神西元町駅近辺」
神戸南京町の、豚まんの行列店か。
「それは『老祥“記”』。こっちは『老祥“紀”』」
なんだそりゃ。
食べログに記事があったのでリンクを貼っておきます。
http://r.tabelog.com/hyogo/A2801/A280102/28005751/
「南京町の行列店とは違い、こちらは決して行列店ではない」
ほう。
「口の悪い地元民に、“行列が出来ない方の、ろうしょうき”なんて言い方をされたりする、ちょっと可哀相なお店」
・・・まあ、確かにその言い方は可哀相だな。
「南京町のお店とは親族関係であるという話もあるが、真偽のほどは不明。親族関係にあるというその噂の割には、豚まんの造りに共通点が少ない。個人的にあんまり豚まんて好きではないので、味の話はしない」
ふむ・・・。
「どちらも大正時代創業で、『元祖』なんて言葉を看板に掲げているがね」
・・・ふむ。
「因みに同じ日の南京町の『老祥記』。長い行列が続いていた」
さすがは有名店だな。
食べログに記事があったのでリンクを貼っておきます。
http://r.tabelog.com/hyogo/A2801/A280102/28000947/
ホームページがあったので、リンクを貼っておきます。
「・・・まあ、何回か行ったことあるけどね。神戸っ子は並ぶほどのものではないということを知っている」
・・・。
「あと、最近はどうかは知らないけれど、以前は店内で食べる人は並ばずに食べることが出来たんだ。地元民的には並んでいる観光客は損をしているなあと思ってた」
・・・なるほど・・・。
・・・まだ何かあるかね。
「単館の映画館、元町映画館。あれ?いつ撮った写真だ?」
ほほう。
「いつか入ってみたいんだけどね。なかなか濃いセレクトの映画が多くて、まだ行く機会に恵まれていない。まあ、いずれ行くと思うので、詳しい記事はその時のために置いておこう」
ふむ。
まだあるかね。
「この通りを歩くと、やたらと占いの店が多いことに気がつく。本当にあちこちにあるんだ。これもそんな占い店の一つの看板」
“占い家・お助けオバサン”?
「当たるのか当たらないかは知らないけど、宣伝の看板に、こんな文句が」
・・・“小泉(総理)・田中真紀子(前大臣)・鈴木宗男 三氏を占いし話題に”・・・?
「まあ、小泉純一郎氏は何とか普通に任期を満了したけど・・・。それでも郵政問題では後々遺恨を残すことになったし、拉致問題も先走り過ぎって感じだったし・・・」
・・・ふむ。
「田中真紀子氏は夫婦揃って民主党に入党したけど、寄せ集めの民主党は案の定ふらふらで、泥舟に乗ったようなもんだし。日和見的に入党して、また多分日和見的に出て行くんだろう・・・。鈴木宗男氏に至っては、結局有罪判決を受けている。どんな人生相談をここでされたんだろう?・・・さて、この占い師さん、当たるのか当たらないのか・・・」
まあ、温かい目で見てやれ。
まだなにかあるのか。
「気になってはいるんだけど、一回も入ったことがないお店」
ほう・・・。“パティスリー・サソボン”・・・。
食べログに記事があったのでリンクを貼っておきます。
http://r.tabelog.com/hyogo/A2801/A280102/28000586/
ホームページがあったのでリンクを貼っておきます。
「前から気にはなってたんだけど、あまりに可愛いお店の外観に、オッサンがボッチで入店するのに二の足を踏んでいたんだ」
なんだそりゃ。
まあ、確かに可愛らしい外観のお店ではあるな。
「この近辺にも結構美味しいお店が多い。“パティスリー・コム・シノワ”だったり、“元町ケーキ”だったり、“グレゴリー・コレ”だったり・・・」
そういえば、この“サセボン”の向かいもパンとケーキの店だしな。
「そちらも入ったことがないね。確かイートインがなかったと思う。それで入る機会がないんだ」
ふむ。サセボンにはイートインコーナーがあるが?
「前を通りかかる度に、なぜか休業日だったりするんだよね・・・。それで機会に恵まれなかったって事もある」
ほう。
で、開いている今回は行ってきたんだ。
「こんな時に限って、お菓子を買う余裕がサイフになかったりするんだ・・・」
むう!
さすがは貧乏人!まるで役立たず!
・・・他には何か面白い写真はないのかね、役立たずくん。
「・・・打ち止めです」
・・・本当に役立たずのままで終わるのか!
次は何か皆様に役に立つような記事を書くことを心がけるように!
今回はこのままで終わる。