Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

うどんの店 『民藝』に行ってきた

 いらっしゃいませ。


 春でもなく夏でもなく、そして梅雨でもなく・・・。なんだか季節が良く分かりませんね・・・。




 彼はあるとき、突然にうどんが食べたくなったそうだ。

良く分からないシチュエーションだな。





「それについては、書くとダラダラと長い割に、全く面白くも何ともない話になってしまうので、ばっさりと割愛させて頂く」






ふむ・・・?






「・・・実は一度書いてみたんだけど、あまりにどうでも良い内容にしかならなかったので、ざっくり削除してしまった。書いている本人が読んでみてつまらないと思うということは、単に読むだけの人には苦痛以外の何物でもない文章だったと思う。削除。ばっさり」








という前置きからの・・・。






「とにかくお昼を食べに讃岐うどんの店に行った。神戸市中央区元町駅近くの、讃岐うどんの店、『民藝』」





ほう。

食べログに記事がありましたのでリンクを貼っておきます。


http://r.tabelog.com/hyogo/A2801/A280102/28002202/







「お店は元町商店街の一つ北の筋にある。外観写真、どーん!」






勢いよく紹介した割にはこぢんまりとした店構えだな。






「座席数も少ない。カウンターに五席くらいと、4人掛けのテーブル席が一つ、同じく四人が座れる座敷が一つ。今回ももちろんボッチでのレポートなので、カウンターに座る」






ふむ。





「お店に入ると愛想の良い女性店員さんにお茶を出される。入ったときには、お客さんはテーブル席に二人、カウンターに一人の三人しか居なかったが、後から続けてお客さんが入ってきて、すぐに満席になった」






ふむ。






「メニューを見てオーダーを決めるわけだけど、ここがネックだった。讃岐うどんっていうのが初体験だったので、どうオーダーして良いか分からない。表にセットメニューとかが載っていて、裏にトッピングとかのオプションが載っているんだけど、なんだか良く分からない」







メニューの通りに頼めばいいのではないか?






讃岐うどんというのは、熱いお出汁に冷たい麺を入れたりすることが出来たり、その逆でオーダー出来たりするという噂を聞いたことがあるんだけれど、メニュー的には熱いうどんは普通のお出汁のかけうどん、冷たいのは全て生醤油のぶっかけうどんになってしまうらしい。このときの気分は、冷たい麺を食べたいけど、生醤油ではなく冷たいお出汁のぶっかけで食べたいなあ、なんて気分であっただけに、さらに迷う」







うどん屋さんでオーダーに迷うっていうのはあまり格好の良いものではないなあ・・・。







「結局、『かやく御飯セット』を頼んだ。冷たい麺と温かい麺のどちらかを選ばされるが、冷たい麺は生醤油、温かい麺は所謂きつねうどんになるということであった。今回は生醤油を避けて、きつねうどんでオーダーした。とりあえずこんな感じ」





ふむ・・・。
結局“温かい”じゃないか。






「お出汁は意外に色が濃い感じであったが、それほど醤油辛いわけではない。丼の中央に、柚子のへぎ切りが載せてあり、素晴らしく良い香りを放っている。この柚子の香りには大変食欲をそそられた」






ほう・・・。







「麺はつるんつるんで、コシがある。コシがあるのと硬いのを混同して捉えている方が多いようだが、決して硬いという分けではない。まあ、それでも関西風のうどんに比べると少々“硬い”のであるわけだが」






ふむ。





「カウンターの中では、大きな釜で麺が湯がかれていた。ゆであがった麺は、すぐさま冷水で締められる。通りに面した作業台の上には、小型の製麺機らしきものが置いてあった。自家製麺というわけだ」







ふむふむ。






「かやく御飯も美味しかった。意外にあっさり味。もうちょっと量があっても良いかな、と思った」





ほう・・・。





「今回は温かいうどんであったわけだけど、冷たいのも食べてみたいと思いましたね。なかなか美味しかったです」





なるほどねえ・・・。

まあ、まず讃岐うどんの注文の仕方から勉強する必要があるかもだな。

今回はこの辺りで終わる。