Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

またまたツバメ通信

 いらっしゃいませ。



 新しいスタイルの確立・・・。エクストリーム系の・・・。何というかな、横乗り系というか・・・。


・・・そうですね。普通が一番ですね・・・。




 彼は久しぶりに夜中のローカル線の某駅で電車を待つこととなり、そこに巣を作っているツバメの家族のその後を見ることが出来たらしい。





「ずっと、雛たちはピーピー鳴いてましたからね。どのくらい成長したのかが、ちょっと楽しみでした」





ほう。






「ところが巣を見ると、もぬけの殻で」







・・・巣立ってしまったのか。







「その時はそう思った。ところが何気に後ろを振り返ると、ぶっ壊れた監視カメラの上に、ツバメの家族達は並んでとまっていた」






おお。






「両親に挟まれて、二羽の子ツバメが並んでとまっている。三羽いたと思ったが、二羽であったらしい・・・」






ふむ。







「もはや親鳥と大きさはほぼかわらない状態。数メートル先にとまっているとはいえ、見事に飛ぶことが出来たということだな。一応巣立ちをしたと云うことなのだろう」







ふむふむ。






「しかし、まだ親鳥と一緒に居るということは、まだ餌を獲る練習とかの段階かも知れない」







・・・ふむ。







「いずれはどこかへ渡っていくのだろう。南の方かな?その前に、真夏になるまでに、この巣から全てのツバメたちが出て行くことだろう・・・」






・・・寂しくなるな。


今回はこの辺りで終わる。