Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

休み・二回目

 もう一回休み。

ずいぶん昔に書いた読書感想文に、コメントが二件ほど書き込まれた。


その読んだ本は大変面白くなく、あまりに記憶に残らない本なので、正直にその『面白くなかった』という感想を書いた。


ところが最近になって書き込まれたそのコメントは、『面白かったです!出来ればこの記事を消して下さい!』とか、『読んだけれど面白かった!この記事読むと腹が立つ』みたいな内容であった。


本の感想なんて、人それぞれ、個人個人によって全然違うものだと思う。面白いと感じる人もいるだろうし、面白くないと感じる人もいるだろう。

その本に関しては自分は全くおもしろみを感じなかった。

その感想をそのまま書いた。当たり前だ。面白く感じられなかったのだから。



しかしながらコメントを書いてきた人達は『面白かった』とか着てくる。それは良い。読んだその人の感想なんだから。

でも、『記事を消してくれ』とか『腹が立つ!』とかは全く別問題(こういった書き込み、かなりへこみますな・・・)。


『ここが面白かったです!』という反論を書き込むなら良いと思う。

しかし『消してくれ!』とか『腹が立つ!』とか書き込む人達の考え方が全く理解できない。


なんだかこれからもこの小説のコメント欄にそんな訳の分からないコメントが書き込まれるのかと思うとうんざりしてきた。



思い切ってその日の記事をすべて削除した。

そういった人達と関わりたくない。他人の本の感想とかにまで“自分”を押しつけてくる人達には。


匿名世界に小さくやられる。


この小説の読者っていうのはこういった人達ばかりなのか?

まあ、この人の小説は二度と読むことはないだろう。



何が面白い?

何がくだらない?

自分の価値観はぶらさないようにして・・・。