いらっしゃいませ。
・・・なぜだ？なぜだアカギ！なぜ輸血しない！
彼はまたデスクトップパソコンを開けたり閉めたりしているらしい。
「光学ドライブの交換用に注文しておいた変換ケーブルが、手元に参りました」
ほう。
「SATAの15ピンを、7ピンに変換するケーブル」
ふむ。
「で、さらにSATAの電源を分配する二股ケーブル。分岐した先が、L字型になっているのがミソ」
ふむふむ・・・。
「というわけで、光学ドライブを交換すべく作業を開始した。まずはハードディスクに繋がっている電源ケーブルを二股ケーブルで二分配。因みに画像にも見える通り、ハードディスクも1TBに換装済み。結構安かった」
・・・ふむ。
「次に、今まで使っていた光学ドライブをマウントごと取り外す。レバーを引っ張るだけの簡単取り外し。楽ちん」
さすがはメーカー製。
「マウントから本体と、さらに謎の変換ボードもはずす。このあと使うのは一番右側に移っているマウントのみだ」
ふむ・・・。
「マウントに新しい光学ドライブを取り付ける。バルクで汎用性が高いので、ねじとかもそのまま使えてこれまた楽ちん。ついでに届いたばかりのSATAの変換ケーブルも先に着けてしまう」
謎のボードが無い分、ずいぶん安っぽく見えるな・・・。
「そもそも要らないボードだし。次に今までマザーボードに繋がっていたSATAのケーブルを取り外し、交換したばかりの新しいケーブルで光学ドライブを繋ぐ。無精をして電源ケーブルとかを外さずに作業を行ったため、逆に手間取ってしまった。まあ、それでもたいした手間ではない」
無理に作業を行うと、ケーブルが痛んでしまうぞ・・・。
「光学ドライブを元の位置に戻して電源ケーブルを接続、ケースを閉めたら一通りの作業終了」
ふむ。
「ベゼルも汎用の物だけど、見事に適合。ちゃんと使用できるようになっていれば、ベゼルの表記の通りブルーレイの読み書きが出来るはず、だ」
まあ、見た目はどうでも良いだろう・・・。
「早速起動してみる。インストールが正常に行われたようだ・・・。『コンピューター』をクリックすると」
ほう・・・。BD-REドライブの文字が・・・。
「『デバイスマネージャー』を見てみる。どうやら正常に認識されているらしい」
ふむ・・・。
「レンタルしてきたDVDを再生してみる」
どうやら問題なさそうだな・・・。
「無事作業終了。ただ、ブルーレイは再生できないけどね」
え？
「マシンパワーは足りていると思うんだけどね。再生させるソフトウェアがインストールされてないんだ」
・・・意味がないのではないか？
「まあ、再生させるソフトは追々に・・・」
・・・。
「これで以前使っていた『A*yDV* H*』をまた購入すれば・・・。でも値段高いし・・・。しかも２年の期限付きだし・・・」
なんだかぶつぶつ言っているようだが放っておくとしよう。
今回はこの辺りで終わる。
