Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

7月の弾丸魂・5 まとめ2

 さて、7月4日に弾丸で東京に行った話の続きである。



 ミレージャ・ギャラリーでウチダヒロコさんとお会いすることが出来なかったが、午後に戻られるというので昼食でもとって時間をつぶそうかというところが前回までであったと思う。


ウチダヒロコさんのホームページ
http://uchidahiroko.com/



 とりあえずどこか食事が出来るところをと思い、銀座の本通りまで戻ってきた。たまたま目についたランチをやっているお寿司屋さんに入ってみた。

 上マグロ丼、1200円也。


 酢飯の上にマグロの刺身がのっていた。個人的にはこの手の海鮮丼の類は温かいしろごはんの方が良い・・・。酢飯、疲れる・・・。何よりも、美味しくなかった。すべてが。

 銀座でこの程度というのは・・・。まあ、二度とこの店には行かないのでどうでも良いが。さっさと食べ終えて店を出る。この時点で14時少し前。





 相変わらず肩凝り、首こり、さらに頭痛がひどい。なんだか景色がまぶしい・・・。くらり・・・。


 これはどうやらよろしくない状態であると考え、近くにあったマッサージ店へ。予約の都合で30分しか出来ないが良いですかと言われたが、30分でもやるに越したことはないと思い、マッサージを受けた。

 短い時間であったが、それでも布団に寝転んで身体をほぐしてもらっていると、少しすっきりしたような気がした。・・・ふう。



 さて、アイスコーヒーでも飲みながら、少しクールダウンをしよう。休憩すればさらに回復するはずだ・・・。


 というわけで、広めに喫茶店へ入る。アイスコーヒーを注文。・・・美味しくない。・・・えーと、銀座っていうのはこんな街なんでしょうか・・・。まあ、休憩できればいいのでこれ以上文句は言いませんが・・・。


 アイスコーヒーをカラカラやりながら頭痛を何とかすべく鎮痛剤を飲む。席の横の壁が大きな鏡になっていて、鏡の中に自分が写っているんだけど・・・。・・・これ、もうすぐ死ぬ人とかの顔色じゃないか?

 顔全体が青ざめ、目の下にくま、充血した白目、一重のまぶたが変な二重に、そして顔全体が変にむくんでいる・・・。これではまるでB級映画に出てくるゾンビじゃないか!


 温かいおしぼりを目に当てて、しばらくじっとしていた。しばらくすれば鎮痛剤が効いてきて、活動を再開できるに違いない・・・。



 ・・・。

 ・・・。

 ・・・。



 突然、何の前触れもなくこみ上げてくる感覚があり、慌ててお店のトイレに駆け込んだ!


 感覚としては、突然お腹から水筒がせり上がってきたような感覚・・・。便器に向かって盛大に胃の中のものをぶちまけた。ただ、不思議なことに、嘔吐にともなう苦痛のようなものはほとんど無く、ざらっと丸ごとひっくり返したかのような感じで胃の中が空っぽになった。


 せっかく飲んだ鎮痛剤も、もちろん効果を示す前に吐き出されてしまったわけだが・・・。なぜだか知らないが、吐き終えた直後から頭痛が消え、肩凝りも治まり、なんだか身体が軽い。不思議不思議。もちろん全快したわけではないが、先ほどよりずいぶんと楽になった。ウチダさんが戻られる予定の15時をだいぶん過ぎてしまっている。少し動けるようになったところで、再びギャラリーへ向かうこととした・・・。




 15:20くらいにギャラリーにたどり着いたが、ウチダさんは居られなかった。なんでも、15時くらいに戻られたのだが、先ほど再び出られたのだとか・・・。うーん、待とうか、どうしようかなどと考えていたが、結局差し入れをギャラリーのオーナーさんに預けて撤退することにした・・・。この体調で帰りの時刻を逃すと、東京で一泊・・・。どうせなら動ける間にリンゴの国に戻って、自室で休養を取った方がその後の仕事にも影響は少ないに違いない。一泊したは良いがホテルで眠れなかったら最悪な状態になるに違いない・・・。・・・文章が変だ。まあ良いか。


 いつかお会いすることもあるだろう・・・。とりあえず新幹線の中で仮眠を取って、体調の回復に努めよう。今はその方が重要のようだ。キャリーバッグを引きずって、すごすごと(?)ギャラリーを退散した・・・(後に、このフラフラの状態をウチダさんご本人に目撃されていることが分かる)。



 帰りの東北新幹線では、ひたすら眠った。新青森に到着する頃には、どうにかこうにか人間らしい状態に戻っていた。うーん、やはり深夜バスで自律神経が痛めつけられていたようだ・・・。まあ、何とか無事に帰り着けたので良かったとしよう。



 さて、今月はもう一度弾丸魂に火を付けなければいけない。東京どころではない。神戸に帰省する。懲りない自分にちょっとあきれてみたり。


 ひとまずこれにて退散。