Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

11月の弾丸組曲・その8




 本日午後イチで無事にリンゴの国に帰り着いた。



 まあ、“無事に”と書いたけれど、基本的には乗り物に揺られているだけなので。確かに17時間という移動だけれども。何とか睡眠などが取れて、自律神経が破壊されなければどうということはない。もちろんそこが一番難しく、つらいところなんだけれども・・・。




 今回、大阪へは、“結婚パーティー”らしき物に出席するために行ってきた。新郎、新婦、おめでとうございます。


 なので、記事的にもそれをメインに書かなければいけないところなのだけれど。


 触れません。

 

 個人的に結構感動したりしました。

 笑いのあるパーティーでした。


 古くからの馴染みと会うのはうれしかったり照れくさかったり・・・。




 なので・・・。
 なんだろう。これを書いて行くと、“良い人”な自分を晒すようで・・・。
 内容の時間軸を書いて行くのも自分の記事らしくなく・・・。




 きっと誰か他の出席者が良い記事を書いてくれるはずです。・・・気持ちを書くというのは難しい・・・。






 とにかく、良いパーティーでした!お二人とも末永くお幸せにね!





閑話休題




 さて、今回大阪へ向かう溜めに使用した深夜バスでの出来事。途中のどこかのサービスエリアでトイレ休憩したときの話である。




 トイレの前に、一匹の猫が座っていた。


 ノラ猫かな?なんとなくオスっぽい。根拠はないけど。



 こういう街猫(山奥のサービスエリアで街というのも変だが)とは何とかコミュニケーションを取りたい!と思うのだけれど、なかなかうまくいかない事のほうが多い。自分はニャンコもワンコも大好きなのだけれど、ニャンコもワンコも自分のことは大嫌いらしい。・・・ジレンマ。




 このニャンコは触らせてくれるニャンコなのだろうか?




 まずお約束。じりじりと素知らぬ気配で近づいて、指の匂いを嗅がせてみる。



 クンカクンカ。

 猫とは尖った物を鼻先に出すと匂いを嗅がずにはいられない奴らなのだ。


 もう一回。

 クンカクンカ。


 逃げない!これで挨拶は終わったも同然(?)。すっと指をニャンコのほっぺたに移動。ほっぺたをさすさすしてやる。

 猫とは常にほっぺたがくすぐったい感じの奴らなので、ほっぺたをさすさすされるとなんだか納得してしまうのだ。



 さすさす。



 さらに頭をサワサワしたり、顎の下をカキカキしてやったら、完全に納得状態に。


 ゴロゴロ。




 良し!久しぶりにニャンコと仲良く馴れた!!




 ニャンコは毛がさらさらしていた。薄汚れたノラニャンコと違う感じ。近くで飼われているのかな?・・・山奥のサービスエリアの近くに民家なんか無いと思うんだけど・・・。このサービスエリアで飼われているのかなあ・・・。などと考えつつ、さらにニャンコが納得する奥義、“背中のしっぽの付け根のところをワシワシしてやる”を実行。ニャンコはこの辺りをワシワシしたりトントンしたりすると、テンションがMAXになり、興奮で我を忘れてしまうのだ!



 このニャンコのしっぽの所ワシワシは相当テンションが上がったらしく、足下でゴロゴロしていたかと思うと、ついに靴に噛みつき、前足でばりばりとやりはじめ、さらに後ろ足でガシガシと猫キックまで始めた!



 これは計算外!みるみるスニーカーがボロボロになっていく!


 撫でるのを止めてもテンションの上がったニャンコはなかなか放れない。足を二三回降ると、ニャンコは我に返った。“・・・今、オレはニャにをしていたんだ?こいつ誰?”という良く分からない表情。さすがはニャンコ。面白い。

 ただ、これ以上結構お高いスニーカーをボロボロにされるのも困るし、何よりもバスの発車時刻が迫っている。急いでトイレへ用を足しに行った。


 もし、トイレから出てもまだそこにいるようなら、なにかおやつでも買ってあげよう。サービスエリアだし。とか思ってトイレの外の出たが、もうそこにはニャンコの姿はなかった。


 ありがとう、ニャンコ。


 辛い深夜バス移動での、ちょっとした癒しの時間でした・・・。



・・・猫の記事だけど、何か?