現在まで使い続けているスマフォ、Xperia SO-01BのAndroid OSのバージョンを2.1「Eclair」から2.3.3「Gingerbread」へアップデートを敢行した。
NTT DOCOMOの国内版公式アップデートは2.1へのアップデート以来行われていない。それは2010年11月10日のことであり、その後マイナーアップデートが2回ほど行われたが、OS自体は2.1のままであった。
Xperia SO-01Bの動作の重さや、安定感の無さ、バッテリーの消費の多さは明らかにOSのバージョンが古いためであった。また、2.2と2.1には越えられない大きな壁があり、使用できるアプリケーションも2.1では非常に少なかった。2.2以上になると、その数は飛躍的に伸びる。
もうあきらめていた。
SO-01Bはこのままアップデートされることはないのだ、きっとこいつに搭載されているCPUやメモリでは、2.1以上のOSは動くことはないんだと。自分的には、このまま来春に出ると噂されるクワッド・コアのXperia「Z」までこの2.1の状態で使い続けるつもりであった。
ネットでXperia「Z」がいつ発表になるのかを検索していたときのことであった。こんな検索語句が出てきた。「SO-01B 2.3 root」・・・。
慌ててその辺りの記事を閲覧しまくった。
記事を要約すると、
・日本国内ではOSのメジャーアップデートは2.1までで終わっているが、海外では(おそらくXperia arcが出たタイミングで)2.3へのアップデートが行われている。
・なので海外ではSONYの公式のROMが出回っている。現在でもネットを探せば見つかりそうだ。
・海外でこのアップデートが行われた際に、国内の猛者達がSO-01Bをこぞってroot化し、OSを2.3へアップデートしまくったらしい。
・root化して使うのが一般的(?)であるが、リスクが比較的低い「root化しないでOSだけを2.3.3にする」という方法もある。
・2.3、確実に速い。
・不具合が出ても、「SONY PC Companion」(PCでXperiaをアップデートしたりする公式ソフト。どうやら世間ではSEUSというらしい)がPCにインストールされていれば2.1の初期状態に戻すことが可能?
・「SONY PC Companion」で元に戻らなくても、海外の某サイトで復旧ツールをダウンロードできる(有料?)?
というような感じであった。
このままもっさりの状態で春まで使い続けるか、それとも不具合が出てもDOCOMOショップに駆け込むことが出来ないリスクを負ってでも快適操作になることを選ぶか・・・。
・・・答えは決まった。2.3にアップデートを行う!
元々二年縛りが終わったこの秋に新機種に換えるつもりであったのだ。ダメになったらその足でDOCOMOショップへ行き、Xperia SXに買い換えればすむ。電話帳などはSDカードにバックアップしているし、ほとんどのアプリはapp monsterでこれもSDカードにバックアップを行っている。
・・・許されざる行為であるのは重々承知している。
しかしこれは、元を正せばNTT DOCOMOが日本版を公式アップデートしてくれなかったことに根幹がある。
細かい内容はまた次の機会で。
スマフォは「SO-01B」から、海外版の名前「X10」になった。