いらっしゃいませ。
初秋という感じですね。昼夜の寒暖の差が大きい・・・。
これからの季節の乾燥対策に、しっかりと水分補給を心がけることをお薦めします。
彼のノートパソコン改造日記その2
「前回メモリーを4GBまで増設したので、次はハードディスクの交換と、OSのWin7 64bit化を画策」
ほう。
「目指せ64bit化と云うことで、Win7の導入条件を調べてみた」
うむ。
「・1 ギガヘルツ (GHz) 以上の 32 ビット (x86) プロセッサまたは 64 ビット (x64) プロセッサ ・1 ギガバイト (GB) RAM (32 ビット) または 2 GB の RAM (64 ビット) ・16 GB (32 ビット) または 20 GB (64 ビット) の空き容量のあるディスク領域 ・ Windows Display Driver Model (WDDM) 1.0 以上のドライバーを搭載した DirectX 9 グラフィックプロセッサ というのが最低条件らしい」
ふむ。
「ハードディスクの容量と、メモリーの量はクリアしている。CPUは1Ghz以上で動作はしている(CoreDuo 1.66Ghz)。しかし、ビデオ関係がDirectX 9以上で動作するのかどうかは不明」
・・・ふむ。
「動作するのかを判定するアプリケーションがMicro Softで頒布されているらしいので、一応それを使って確認してみることとした。駄目ならばこのサブ・サブPCはこのままWinXPマシンの状態で使用することになる」
ふむ。
Windows7 upgrade advisor
http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows/downloads/upgrade-advisor
「スクリーンショットは無いけど(忘れてた)、判定は良好。Win 7をインストール出来るっぽい」
おお。
「ならば早速実行に移すべく、まずはハードディスクを丸々バックアップ。boot driveを丸々コピー出来る引っ越しツールを以前購入していたのでそれを使用する。こんなやつ」
・・・。
「余っているハードディスクに、現在使用しているハードディスクの内容を丸々コピー。これで万が一Win7のインストール中にトラブルが発生しても、WinXPは使用出来る」
うむ。
「しかし、求めるOSはやはり高価なわけで・・・。色々と価格を調べてみると、信用のおけるお店や通販サイトでは、DSP版でも¥15,000-という感じ。フルパッケージの価格なんかは言わずもがな、という感じで・・・」
ううむ。
「こうなったらヤ●オク!でちょっと“?”な自称DSP版とか自称OEM版とかを調べてみるしかないかということになり・・・」
・・・。
「まあ、取り引きのやりとりとかどのショップだとかは置いておいて、届きましたよ、自称“新品のDSP版”。¥5,000-ちょっとしました。それでも市価の三分の一」
・・・。
「もっと安く購入出来そうなサイトや方法は存在したのだけれど、安ければ安いだけ怪しさとリスクが増していくようなので・・・」
・・・この商品も十分怪しくてリスキーだと思うのだが・・・。
「自称“新品”だけど、パッケージが既にボロボロ」
おお。
「取説も湿気を吸ってへにゃへにゃ。それよりも問題のCOAシールとプロダクト・キーなんだが」
・・・?
「予想通りというか何というか、やはりキラキラシールでは無いし」
・・・まあ。
「プロダクト・キーの文字もかすれていて読めるか読めないかの瀬戸際だし!」
・・・さすが。
「だけどオークションの評価は変に良かったし、不具合は“最後まで”対応すると云っているし。まあ、認証しなければ、こちらも通報とか辞さないつもりだし・・・」
・・・。
「さて、ハードディスクをWin 7 64bitのデスクトップパソコンで64bitのフォーマット。全くのゼロからのインストールとすることにした」
ほう。
「ハードディスクをセットして、ドライブにインストールディスクをセット。BIOSが正常ならば、光学ドライブから起動を始めてインストールを開始し始めるはずだ」
・・・うむ。
「・・・・・・が待てど暮らせど動かない。BIOSがおかしい?」
・・・え?
「F12ボタンを押しながら再起動。これで起動箇所を選択して起動出来るはず・・・。どうやら光学ドライブ自体は認識しているようだけど・・・?光学ドライブっと・・・」
・・・。
「・・・起動しない!何かトラブルか?」
・・・怪しいOSディスクか?
「とりあえずハードディスクをWin XPのものに戻し、起動してみる。“マイ コンピューター”内には光学ドライブが表示されているようなので、マシンは光学ドライブを認識している。試しにそのままの状態でWin 7のインストールディスクを挿入してみる。普通ならディスクを読みに行って、“32bit OSにはインストール出来ません”的な表示が出るはずなのだが・・・」
ふむ。
「ディスクを読みにも行かない!」
やはりニセモノディスクをつかまされたのか・・・?
「試しに普通の音楽CDを挿入してみたがこれも読みに行かなかった・・・」
・・・?
つまり・・・?
「この光学ドライブのピックアップがへたっていやがった!」
オチはそこか!
「これは困った。ディスク自体におかしな部分はないか、念のため他のノートパソコンに突っ込んでみたら、普通に読み込む。原因は完全に光学ドライブ。ピックアップだ・・・」
・・・ふうむ。
「その後も3回くらい電源を入れたり切ったり、ディスクを入れたり出したりして起動を試していたんだけど、上手く読み込んでくれない」
・・・あらあら。
「ネットで色々調べていたら、ディスクイメージを.ISO化して、USBの記録メディアに移しておいて、今度はそれを起動するイメージファイルにするフリーウェアのソフトを使うと、USBメモリーからboot、インストール出来るらしい」
へえ。
「しかしドライブ自体がへたっているとは思わなかった。好む好まざるに関係なく、結局光学ドライブは交換しなければならないようだ。まあ、どうせならばアップグレードすることとしよう」
ふむ・・・。
「それはさておき、インストールである。このままディスクを入れたり出したりしているだけでは進展が無いようなので、なんとかUSBメディアからbootする方法を実行に移さねば」
・・・。
「この手のディスクのリッピングとか.ISOイメージ化はどうするんだ?とりあえず“DVD Decrypter”か?何とかリッピング、イメージ化したけど、これで大丈夫なのか?」
・・・さあ。
「で、何?.ISOイメージファイルをUSBメモリに移して、“Windows 7 USB/DVD Download Tool”なるフリーウェアを使用することでUSBメモリから起動出来るようになる・・・。ほう・・・」
・・・どうか。
「“このイメージファイルは使用出来ません”だと?リッピングとイメージ化に他の何かを使って見ろということか?何か無いのか?」
無いのかね?
「・・・“DAEMON tools lite”とか入れて作るしか無いのかな。仮想ドライブ作る気は無いし、色々“???”という噂も聞くし。アドウェアとかも面倒くさそうだし・・・」
・・・。
「まあ、上手くイメージ化出来たら速攻でアンインストールしよう。“Windows 7 USB/DVD Download Tool”も“DAEMON tools lite”も。とにかくガンガン先へ進む」
男らしいというか、無謀というか・・・。
「“DAEMON tools lite”でリッピングとイメージ化完了。“Windows 7 USB/DVD Download Tool”も、今回作ったイメージファイルはちゃんと使用することが出来た。これでUSBメモリからインストールが出来る!はず・・・」
まあ、努力した数時間が無駄にならなければ良いな。
「“DAEMON tools lite”と“Windows 7 USB/DVD Download Tool”はさっさとアンインストール。この手の何されるか分からないフリーウェアはちょっと怖いんだ・・・」
・・・。
「USBメモリをさして、改めて電源を入れる。F12を押しながら待つ・・・。なんか変なboot drive選択の画面が出てくるけど、ともかくそこからUSBメモリを選択して・・・」
どうか。
「お!起動した!インストールを開始した!“please wait”。おお、待つとも。待つともさ!」
・・・待ったか。
「何だか英文が表示されてインストールがストップした。内容的には、“このCPUでは*****の命令が実行出来ないのでこのマシンには64bit OSはインストール出来ない。CPUが対応していないCPUだ”と云うような文章。なんだよ“Windows7 upgrade advisor”とかいうやつ!何のための判定ソフトなんだ?おのれ、MS!!!」
あらら・・・。
「ともかく、このCoreDuoのCPUは、Win7 64bitに対応していないことが分かった。CPU交換だ。恐らくマシンは一度全バラにしないといけないだろう。グッと難易度が上がった・・・」
・・・ノートパソコンを、全バラ・・・。
「恐らくCore2DuoならWin7 64bitに対応していると思われるが、このマザーボードにCore2Duoが搭載出来るのか?搭載出来るならばどの程度のものが?中古で探すにしても、そのCPUが到着するまで全く作業が進行しないということか?」
先は長いな・・・。
「もうプチ改造では無くなりました・・・」
無駄金にならなければ良いがな・・・。
健闘を祈る。
今回はこの辺りで終わる。