いらっしゃいませ。
関東や関西の方も、降雪にご注意下さい。
さて、長々とほったらかしにされている、ノートパソコン改造記の続きである。彼がほんの少しだけ記事を更新する気でいるらしい。
「ケースを開けたところで全くほったらかしになっておりました。もうちょっと進めますので」
さようにせよ。
「キーボードを外して、ケースを留めているねじを全て外したらこんな感じに」
前回の写メにあった状態であるな。
「今回、CPUの交換というのをぶち上げているので、そこまでたどり着かねばならない。写メにも記載しているが、現在見えているのはCPUの裏側部分。なので、さらに分解出来るところを探して基板を外し、基板の裏側に隠れてしまっているCPUにアクセスせねばならない」
ふむ。
「ケーブル類を外し、ファンを外し、外せるパーツは外していく。どこまでやれば良いのか見当も付かないけど、分解出来るらしいと云うネットの情報を信じておっかなびっくり分解していく」
ふむふむ。
「ファンを外す。ヒートシンクからの熱気を吸い上げていた。CPUの交換が成功すれば、発熱は大幅に下がると思われる。それまでの発熱は、例えるなら“ドライヤーの如く”といった状態であった」
・・・それはそれは。
「電源ケーブルを外し、ねじを三箇所外す」
うむ。
「ファンの排気口の上を液晶電力をに送るケーブルやWi-Fiのアンテナ線などをまとめたものが通っている。予めそれも外しておく。見えにくいところでねじ止めされていたりして、これまたおっかなびっくりで作業」
・・・写メを忘れたな。
「なかなか作業に集中すると、撮り忘れてしまうことが多いのです」
気をつけよ。あと食い散らかしたごはんの写メとかも、食べる前にきちんと撮影するのだぞ。
「四苦八苦、悪戦苦闘の物語をすっ飛ばして、マザーボード基板の取り外しに成功!本来の“表面”にたどり着いた」
おお。
「CPU周り。ヒートシンクを外し、CPUを交換せねば」
では作業中の写メを。
「・・・お約束のようで申し訳ないですが、またまた写メをすっ飛ばしてしまいました」
・・・むむ。
「と云うわけでまたまた艱難辛苦の状態をすっ飛ばして、CPUが交換された状態に、ドーン!」
飛びすぎ!
「作業としては、ヒートシンクとパイプを慎重に取り外し、ガチガチの固まっていた熱伝導材グリス(シリコングリスかな?)を丁寧に拭き取る。CPUを露出させて、固定レバーを操作してCPUをこれまた慎重に外す。新しいCPU、“Core2Duo T7200”に交換して、ヒートシンクに接する面に新たに熱伝導材を均一に薄く塗る」
ふむ。
「今回はちょっとでも放熱の効率が上がりますようにとの祈りを込めて、銀製のグリスをおごることにした。薄く均一に塗る」
・・・ふむ。
「“厚めに塗っても大丈夫”という記述も見かけるし、“薄く塗らなければ駄目だ”という記述もあり。果たしてどちらが正しいのかな?まあ、金属の細かい傷を埋めると云うことなら薄い方がいいのかななんて考えて、今回は薄く塗ってみた。まあ、最終的にはヒートシンクと圧着するわけなので、よほどの厚塗りで無ければ問題ないのかな?なんて云うのもちょっと考えてみたり」
どうだろうな。
「さあ、CPU交換が終わったので、本体を仮組みして動作を確認してみよう。マザーボードが認識しなければ当然ながら起動しない。元の“CoreDuo T2000 1.66GHz”に戻さなければならない。そうなれば今回の64bit化計画はその時点で終了となる」
・・・。
「元々、このCPUではWin7 64bitはインストール出来なかったというのが今回のCPU交換の大元の話しである。CoreDuoからCore2Duoへ・・・」
・・・。
「仮組を終えて起動。・・・起ちあがった!」
おお。
「コンピューターのプロパティ。CPUに“Core2Duo T7200 2.00GHz”の文字が。見事に認識した」
第一関門クリア、と云ったところか?
「幾つかソフトを起ち上げたりして30分ほど使用してみたが、ファンから出てくる熱気は明らかに以前より温度が低い。細かく調べるつもりは無いけれど、消費電力とかも改善されているのかな?」
良かったな。
「と云うわけで、次はWin7 64bitのインストール、およびそのためのハードディスクのバックアップ、さらに馬鹿になりかけている光学ドライブの交換、そして出来るのかどうかも分からない液晶パネルのバックライトの交換へと進んでいきたいと思います・・・」
まあ、更新出来たので良しとしよう。
今回はこの辺りで終わる。
小人の健闘を祈る。