Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

休養日の彼

 いらっしゃいませ。

 最近、炭酸入りのミネラルウォーター多いですよね。何だか食欲増進だとかなんだとかに良いんだそうな。

・・・でも、飲むとすぐげっぷになって口から出ちゃうんですけど、これってちゃんと吸収されてるんですかね。

まあ、どうでも良いですが。



 彼が休養日を満喫したらしい。
どうしたか。



「本日、丸っと休養日でしたので、大阪の電気街、日本橋へ行ってきたんだけど」



ほう。



「先日中古で購入したコンデンサーマイクと同じ物が欲しくて、物欲を満たすべく中古機材とかを扱ってる店に行ってきたんですけどね」




ふむ。




「マイクを見に行って、結局ハードディスクを買ってくると云う良く分からない感じで物欲を満たしたんですがそれはさておき」




その無駄遣いは置いておかないほうが良いのではないかと思うのだが。まあ、続けたまえ。




「大阪・日本橋は関西近郊のオタクさんが多く集まる町で。本日も“いかにも!”な感じの人達がたくさん街中を歩いていたわけなんですよ」





ふむ。




「そういったその道のプロの方にお店に来て頂こうと、メイド喫茶の従業員さんがこの酷暑の中、街頭で声をかけてるんですよね、もちろんいわゆるメイド服です。ミニスカです」





・・・ふむ。





「“いかにも!その道の!達人!”的な方々に次々と声をかけていくんですけどね」




ふむふむ。




「『お兄さん!これからどこへ行くの?メイド喫茶だけど、どう?』・・・て、声をかけられて」




ほう・・・。




「まあ、うすうす解ってはいたんだけどね。どうやら自分の風体は、完全にその道のプロ達にしか見えないんだと云うことに・・・」




・・・。




「まあね、そういう街ですからね。街全体がそんな感じの人ばっかりですから」




・・・違和感なく溶け込んでいたと。





「もちろんシャレオツなファッションでは無いですし、髪の毛だってボサボサでしたし」




・・・強がっても周りからは・・・。メイド喫茶の店員さんには・・・、同じカテゴリーにしか、見えていなかったと・・・。



「まあ、ぶさいオッサンで、キモオタです。ええ。ええ」




開き直ったか。さもありなん。



今回はこの辺りで終わる。

しかし文章が面白くないな。

精進せよ!