Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

休養日にプチ清掃/パソコンのキーボードを清掃してみる

いらっしゃいませ。

これからが冬本番、ですかね。

冬場のほうが水道水は飲みやすい、ですかね?



彼が休養日に何かやっていたらしい。何か。


「以前、パソコンのキーボードの上に、スープパスタをぶちまけるという失態をやらかしまして」



おお。



「すぐに汚れを拭き取ったりして対処したんですよ。それが功を奏したのか、キーの入力は正常に受け付ける状態で」




ほう。




「然しながらさすがはスープパスタ、拭いても拭いてもどうもべたつき感があって」



汚いな・・・。



「このまま放置しておくと、どうも使い心地が悪いし、いずれ内部で動作に支障を来すようになるかも知れないしと云うような事をちょっと考えておったわけですよ」




ちょっとしか考えてなかったのか?



「ネットしながら晩飯食べるからこういった事故が起こっちゃうわけなんですが、懲りずに晩飯withネット状態」



懲りたまえよ。



「ともかく、思い切って新しいキーボードを買うか、出来るメンテナンスをやってみるかどちらにしようと考えてですね、せっかくちょっと高めのキーボードを使っているので、物は試しに掃除してみようと思って」



ほう。




「キーボードの内部って、かなり汚れるらしいので。キートップを外して丸洗い&内部の汚れを除去、と云うことで休養日に試してみたんだ」



・・・ほう。



キートップを外すクリップみたいな器具を買ってきた」


・・・。



「これをキーとキーの間に差し込んで、先端を引っかけてキーを引っこ抜いていくらしい」



・・・へえ。




「まず、引き抜く前にキーの配置を写メに撮る」




ふむ。



「では、引き抜きを開始したが・・・」



む。



「なかなか思うように抜けない。上手く先端が引っかかってくれないし、とんでもなく硬い。なんとかして幾つかのキーを抜いてみたが、これはかなりな重労働だ」




へえ・・・。



「何だか先日自分でスタッドレスタイヤに履き替えようと悪戦苦闘した記憶と被る」




そんなレベルの肉体労働なのか?!



「テンキーあたりから抜いてみる。大きめのキーには補助金具が付いている」



ふむ。



「さらに引き抜く。ファンクションキーとか」


・・・。




「さて全てのキーを引き抜き終わりましたが・・・」


うん。





「もっと基板が直接見えるような状態だと思ったら、基板は黒い金属板で保護されていた。このカバーのおかげでスープパスタの猛威を防いでいたらしい。こやつ、なかなか出来る!」




キミはスープをこぼす出来ないやつだな。



「しかしやはり汚れている!汚い!遠目には見えないかも知れませんが、よく見ると小口切りにしたネギの残骸とかも見える。多分カップラーメンか何かの残滓(?)」




・・・。




「あと、恐らくコロッケの残骸と思われる小麦色にあげられたパン粉達、とかとか・・・」




接写は止めてくれたまえよ。




「ともかく、内部の清掃を開始。無水アルコールなど持っていないので、麺棒とウエットティシューだけが頼り」


・・・。




「醤油、ソース、ケチャップ、マヨネーズなどの痕跡多数。もちろんスープパスタの垂れたあとも。だが、意外にスープパスタの汚れは少なかった」



それは良かったな。



「内部を掃除している間に、キートップは台所用洗剤でつけ置き洗い」




ふむ。




「復旧することも考えつつ。どうもこの金具が付いているキーが面倒くさそうだ」




・・・ふむ。




キートップの洗浄完了。油汚れも取れてすっきり」



うむ。




「キッチンペーパーで水分を拭き取り、小さなくぼみなどに入り込んでいる水分はエアダスターで吹き飛ばした」



・・・。



「では、はめ込み開始。金具が付いている大きめのキートップは、キートップ側に金具を取り付けてからはめ込むのがどうやら良さそうだ」




・・・パーツが小さいな。



「金具付きのキートップは6個だけ。先にこれを片付けてしまおう」



・・・うむ。




「ン,エンダ〜〜〜〜、イア〜〜 イ・・・」



・・・・・・。



「文字キー周囲の特徴の有るキーからはめ込んでいく」



ふむ。



「いわゆる“QWERTY”はめ込み完了」


復旧が近いな。



「引き抜き作業と違って、はめ込むのは至極簡単。すでに残りはあと一つ“X”のみ」



うむ。



「ここで気がついたんだ。あれ?1個足らんと」




・・・!




「“X”は?“X”が無い!ここに来てそんな陳腐なお約束など要らない!!!」


・・・。



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さて、このブログ記事を書いている現在、未だ“X”キーは発見されていない。それほど使う文字ではなんとか問題なく(?)使えてはいるけれど・・・。

もしこのブログ記事が『ザナドゥ』シリーズに特化した記事であったなら、目も当て当てられない悲惨な状態に・・・。

そんなことはどうでも良い。

現在の状況は、キートップ一個のために、結局キーボードを買い直す羽目になるのではないかという、ある意味極限状態に置かれている。