2016-11-01 短い 読書感想文 『夜行』 森見登美彦 著 を読んだ 読書 生活 芸術 物欲 妄想 ネタバレ注意 森見氏独特の、湿気をふくんだ闇。それは「夏の尾道」でも、「冬の津軽」でも。 闇は文字通りの『闇』なのか、それとも心の闇なのか。 単純に“並行世界物だね”的にカテゴリーわけをする人が居たら、それはちょっと短絡的すぎるかな。良質なファンタジー中編。 ただ、個人的にこの表紙絵が、…。どうも『長谷川さん』のイメージでも、『右手を挙げている女性』のイメージでも、『リュックを背負っている女子高生』のイメージでも無く…。それは求めすぎというものか…。