Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

短い短い、読書感想文 『武士道 BUSHIDO The Soul of Japan』 新渡戸稲造 著  佐藤全弘 訳 を読んだ


読み切るまでに、長くかかってしまった。

最近、“読書”をサボりきっている自分がいる。どうも集中して読むことが出来ない。


内容は、決して難しいことを書いているわけでは無い。

“思想”と云うより、“生活”に根ざした日本の様式を、欧米諸国に分かり易く伝えようとしている物なので、内容の解釈もしやすい。


ただ、あくまで個人的にではあるが、やはり読みにくい。

翻訳物なので仕方の無いことなんだけど。


『桜の美しさ』を、そして『“桜の美しさ”に生き方を投影する日本人』を、欧米諸国にどのように伝えれば良いのか。

『恥』とは。

『忠』とは。


もし自分がそれらを誰かに伝えるのにどのような表現で文章にすれば良いのだろうか?


ただの生活様式では無く、その生き様までもが問われてくる。

桜はなぜ美しい?なぜ美しく感じる?