Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

短い、読書感想文 『熱帯』 森見登美彦 著 を読んだ

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熱帯 森見登美彦

入れ子構造になるまでが少々だるく感じるが、出来上がった中盤からはサクサク進む。

 

 

森見氏らしいファンタジー

 

 

個人的には『新訳 走れメロス』が最も好み。あの固まりのような文章が良い。

 

 

「名」を与え、そして自分自身の「物語」は続く。

 

 

深読みすると「自我の確立」だとか、「世界との関係性」だとかなるのかな?でもそんな勝手な解釈は要らないか。

 

いつかちゃんと『はてしない物語』とかも読んでみよう。