2019-04-30 短い、読書感想文 『熱帯』 森見登美彦 著 を読んだ 熱帯 森見登美彦 入れ子構造になるまでが少々だるく感じるが、出来上がった中盤からはサクサク進む。 森見氏らしいファンタジー。 個人的には『新訳 走れメロス』が最も好み。あの固まりのような文章が良い。 「名」を与え、そして自分自身の「物語」は続く。 深読みすると「自我の確立」だとか、「世界との関係性」だとかなるのかな?でもそんな勝手な解釈は要らないか。 いつかちゃんと『はてしない物語』とかも読んでみよう。