Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

変な焦燥感

 いらっしゃいませ。

『・・・デブでもトップアイドルグループの構成員になれるんですな!!!』


いや、なんかこう叫べって言われて・・・。





 彼の小さな心の叫びだ。




「最近どうも本が読めない・・・。読みかけの本は相変わらずあるんだけれど、どうも読もうと思えない」





・・・ほう。





「・・・まだその本が面白いのかくだらないのか判別もつかないような序盤のところにしおりを挟んだままで、しばらくその本を開いていない」





ふむ。





「通勤中は以前は読書タイムであったが、最近はぼーっとしてたり眠っていたり、携帯いじっていたり・・・。どうも読書をするテンションではない」







ほう。






「でも、読まなければ、物語を何か脳に流し込まなければという変な危機感とかあせりみたいなものもあり」






・・・ふむ。






「でも、どうも意識が集中しない。脳の中で物語が動き出さない。しっかりビジュアル化しない感じで・・・」






うーむ。

どうもはっきりしないが、読めそうなテンションになるまで待つしかないような・・・。


はっきりとしないままであるが、このままで終わる・・・。