いらっしゃいませ。
・・・こういったグラスは、口のところがすぐに欠けてしまいますからね。磨くときにちゃんと確認しながら・・。
キュッ、キュッと。
彼はまた自分の携帯の話で適当に記事のお茶を濁そうとしているらしい。
「全国のdocomoのスマートフォンユーザーと共感し合うのです!」
まあ、特に記事にするネタがないと見た。
「だから携帯のことが書くことなんだってば。昨日の2011/02/01から、docomoのスマートフォンで皆さんが使用しているであろうメーラー、“SPモード”の機能が拡張された」
ほう。
「“SPモード”のアプリケーションをアップデートすることにより、それまで3G回線でしか使用出来なかったメール機能が、Wi-Fi待ち受け状態でも使用出来るようになるという話であった」
ほほう。
「例えば、自宅にWi-Fi環境を備えていても、メールの待ち受けのために結局3Gで使っていた、なんて人が多いと思う。それが、Wi-Fiに接続した状態でもSPモードメールが使えるようになるというのだ。これは朗報である」
ふむ。
「技術的には結構簡単に出来ていた話だと思うんだよね。多分通信費をどうするかみたいなところが果てしなくグレーだったので今まで出来ずにいたと思うんだ」
ふむふむ。
「これで“出来るだけWi-Fiを使用して通信費を浮かそう”とか考えている人には、ちょっとでも節約に繋がるんじゃないかな。とか」
なるほど。
「機能的にはそれまでと何ら変わらず使用出来るようなので、良いことだらけ。なので早速導入してみることにした」
ほう。
「まず、アプリケーション“SPモード”のアップデートが必要ということらしい。ドコモマーケットで情報を確認してみると、なんだかんだで結局普通にアプリ・マーケットのマイアプリに飛ばされる。普通のアプリケーションと同じようにアップデートしろという事らしい。なので3Gで普通にアップデート。因みに本体でソフトウェアの更新を試みても更新すべきものがなかった。PC経由で確認もしてみたが、こちらも何もない。本体のOSやファームウェアには変更はないようであった」
ふむ。
「SPモード・アプリを更新すると、『メール設定』→『その他』に、『Wi-Fiオプション利用設定』という項目が追加されていた。早速設定してみる」
ふむふむ。
「“設定”タブをタッチすると、SPモードの設定サイトへ飛ぶ。指示通り設定して、Wi-Fi用のオプション・パスワードを設定して終了。“Wi-Fi経由のメール送受信:ON”になった」
ふむ。
「早速実験。XperiaをWi-Fi状態にして、自分のPCのアドレスへメールを送信してみた」
ふむふむ。
「“送信エラー:送信出来ませんでした”となり、メールはそのまま未送信ボックスへ行ってしまった」
あれ?
「試しに3G状態に戻してそのメールを送ってみると、正常に送信出来る」
あれあれ?
「無線LANにちゃんと接続されていないのかってのを疑って、もう一度Wi-Fi状態でgmailなんかを確認してみたが、どうやら正常に繋がっているようだし・・・」
うーむ。
「しばらくそのままで放置していたら、SPモードメールの未着信を示すアイコンがいつの間にやら点いている」
ふむ?
「どうやらWi-Fi状態だったのでメールの着信の履歴は残ったけれど内容は吸い上げられなかったらしい」
ふむむ。
「3Gに戻してメールを問い合わせると普通に吸い上げることが出来た」
ふむむむむ。
「だめじゃん!使えないじゃんWi-FiでSPモード!」
なんだろうね。
「もしやとは思うんだけどね・・・」
ふむ。
「docomoは同じ日から月額315円で、公衆無線LANが使用出来るプランを新たに開始したんだけどね」
ほう・・・。
「もしかしたらSPモード(月額315円)と、公衆無線LAN(月額315円)を、同時に申し込まないと使用出来ないんじゃないだろうか・・・」
ええ?
「結局どこかに通信費を確実に回収出来る場所を求めると、そういうことになるんじゃないのかなと・・・」
Wi-Fi環境なら無料で使用出来るんじゃなかったって事か?
「docomoショップで確認したわけではないから、まだ何とも言えないけれど・・・」
踊らされていたってこと?
「うーん、表現は悪いけど、そういうことになるのかなあ・・・」
・・・まあ、とにかく確認してからだけどな・・・。
「近日中にショップへ確認に行こうと思います・・・」
・・・有料サービスであったらどうする?月額315円、払う?
「通信費を抑えられるかと思ったら、別に料金がかかるという矛盾・・・?さて、もしそうならどうするか・・・」
ちょっと考えないといけないかな?
まあ、早めにdocomoショップへ確認に生きたまえ。
今回はこの辺りで終わる。