Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

良い感じの建物

 いらっしゃいませ。


 ・・・毒をもって毒を制すか・・・。


ああああ、空いている席へどうぞ!





 彼は過日、R銀行に行くべく神戸市中央区・JR元町駅の少し南を西へ向かって歩いていたらしい。





「最近あんまり通らない道だったんで小さな発見をしたんだ」





ほう。






「この辺りは、神戸では旧居留地と言われていて、かつては外国の方の住居やなんかがあり、モダンな建物が点在する地域なんだけどね」







海岸に近いところ辺りかな?







「神戸大丸より南、国道二号線まで位の狭い地域なんだけどね」







ふむ。






「今回前を通りかかったところは、昔、某大手銀行が神戸支店を置いていた、とてもモダンな大きなビルが建ってたんだけどね」






ふむふむ。






「いつの間にやら合併や統合やらなんやらで、その古き良き外観のビルからは銀行が出て行ってしまっていたらしい」






ほう。






「古くからある銀行に、古くからあるビルってのが神戸らしかったんだけどね」







らしいかんじだな。移転なんかはまあ致し方なし。







「久しぶりにその建物の前を通ると、こうなっていた」









ふむ?







「逆光で見にくいこと甚だしいが、レトロなビルの外観はそのままに、銀行からアパレルのお店になっていた」







ほう。

ちなみにそのアパレルの店に関してのホームページのリンクを一応貼っておきます。


Ciaopanic

http://ciaopanic.com/index.html





「取り壊したりしないで、そのままの外観で営業してくれていることがとてもうれしかった。ちなみに建物の中はとっても広いです。天井も高くて、とても良い雰囲気でしたね。銀行時代しか知らないけど」






ほほう。








「神戸にはこうした古き良き時代の名残がたくさんあるので、願わくばそのままの形で維持していけるように上手くやってもらいたいもんだと思ったね」





なるほどねえ・・・。







「あ、銀行にはまだたどり着きません。今回の記事は続きます」






ほう・・・。予告先発か。





「・・・がんばって次回書きます、多分・・・」





煮え切らない男め。



まあ良い。今回はこの辺りで終わる。