Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

プチ贅沢、な日

映画観た。

劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き。

観てると思わず変な声が出そうになる。


昼は「ステーキ宮」でハンバーグ食べた。
100円追加でガーリックライスに。

これまでの人生で食べたガーリックライスの中で一番おいしくなかった。


マンガ買った。

「三月のライオン」は、主人公・桐山君の存在がなんとも薄い巻であった。
「キングダム」も、主役は完全に王翦将軍。まあ、失脚しちゃう李信将軍を助けるのも、たしか王翦将軍だったし。

新しい店を開拓すべく、蔦屋書店なるところへ行った。

マンガの単行本にもカバーつけてくれ、頼む。

それだけのことでジュンク堂が偉大に感じる。


 

短い 読書感想文 『百鬼園百物語 百輭怪異小品集』 内田百輭 著 東雅夫編 をやっと読み終えた

読み終えるのに非常に時間がかかった。

鞄に入れっぱなしになっていたので、本がボロボロになってしまった。


最近読書をしようという意欲がわかなすぎる。日本語がおかしい。

本を読まないとこの体たらく。


気楽に読書できるカフェや喫茶店が近場に無いのも読書意欲減退の一因ではあるのだが。

やはり日本語がおかしい。


読むのに時間がかかってしまった他の要因として、この本の構成にある。

この本は内田百輭の『何だか奇妙な小品を、小品ごとにリンクさせるように百話並べて“百物語”風に読もう』という小品集。

そのため、何だか似たようで違う話がずにゅずにゅと百話並んでいるのである。

読み進めると、何だかこれは同じような世界のパラレルワールドなのか、はたまた無限ループなのかという不思議な感覚にずにゅずにゅととらわれてしまう。

平たく、本当に平たく云うと、飽きてきていたんだな、多分。

そう言ってしまうと、身も蓋もないわけで。



一話一話は大変に面白い。


夕焼けから、段々と夜の闇へと変わるような、変わらないような。

薄ぼんやりと照らし出された街灯の下、その向こうの闇をぼんやりと見るような。

風の無い夏の夜の、ぬとぬとになった心地のような。

空気が澄み切らない冬の夜のような。

夜遅い鈍行でいつまで経っても次の駅に着かない、ような。

ぬるい麦茶とぬるいスイカのような。


そんな空気感の小品たち。


これはこれで面白い。


残念なのは今の自分がこのずにゅずにゅの小品百話を一気に読み終えるテンションに無かったことだ。

リハビリにはもっと「分かり易いエンタメ」の方が良かったようだ。



 
 

メモ / Soundfort ハイブリッドチューブアンプ QS-9 の真空管交換について AF-02とか Q8とか Q9とか



Soundfort ハイブリッドチューブアンプ『QS-9』をここ数ヶ月使用しているが、真空管のリプレイスを試みた。

購入時に装着されている真空管は、中国製の真空管で“6C3”というものである。真空管が死んでしまった場合の交換部品として、Soundfort社より同じ型番の真空管を購入することが可能である。またAmazonの同社サイトでも取り扱いがある。

いきなりぶっ壊れてもまずは一安心。

https://www.amazon.co.jp/Soundfort-%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%AC%E3%82%BEUSB-DAC%E6%90%AD%E8%BC%89-%E7%9C%9F%E7%A9%BA%E7%AE%A1%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%89%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%97-QS-9/dp/B01ISUFEZ4/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1508576889&sr=8-1&keywords=QS-%EF%BC%99

https://www.amazon.co.jp/Soundfort-6C3-%E7%9C%9F%E7%A9%BA%E7%AE%A1/dp/B00JJB5YBQ/ref=pd_sim_23_1?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=F4KP7QDAY38NAXYW9BXF


ただ、今回やりたかったのはリプレイスなので保守部品として同型の真空管を購入するというわけでは無い。


真空管は全くの素人。
まず、この“6C3”という真空管についてネットで色々調べてみた。


・“6C3”は“6CM4”という型番のものと互換性があるらしい。
・“6CM4”は“EC86”というものと互換性があるらしい。
・“EC86”は“E86C”“EC806S”と互換性があるらしい。


・・・ほう。
さらに、


・“6C3”は旧ソヴィエトやウクライナなどの東欧製真空管“6S3P”の中国版コピーらしい。
・“6S3P”は東欧版“EC86”と云われているらしい。
・“6S3P”は、“417A”という真空管とも互換性があるらしい。
・“6S3P”には類似管に“6S4P”という管があるらしい。


という事は、

“6C3”≓“6S3P”≓“EC86” みたいな感じなのだろうか。

という事は、“6S3P”とか“6S4P”とか“EC86”辺りの型番を探して購入すればリプレイスが可能ということか?

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と、ここまでは調べると割と速くたどり着けた。


だが購入できるところを探すと、『ネット・オークションでたまに見かけるので』とか、『e-bayで探すと』みたいなあまり手軽な感じでも無く。

というわけで、国内で普通にネット販売していて恐らく普通に在庫持っているんじゃ無いかなと云うお店を探してみた。

ここからがメモ本文。

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「球露屋」さんホームページ

http://www.tamaroya.com/

旧ソヴィエト・東欧の放出品などを扱っている。

「カテゴリー/真空管」、「キーワード/EC86」

旧ソヴィエト製真空管“6S3P”、“6S4P”




神田「クラシック・コンポーネント」さんのホームページ

http://userweb.pep.ne.jp/classic/open.htm

画面左「MENU」から、“EUROPIAN”を選択。

RTC製(フランスらしい)の“EC86/6CM4”が販売されている。在庫の有無は店舗にメールで問い合わせる。



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本文終わり。

それぞれ購入して交換してみた。


音の善し悪しとかは今回は書かない。


元々着いていた“6C3”。☆マークがなんとも中華的雰囲気。



旧ソヴィエト製、“6S3P”。ちゃんと動作する。
ハラショー。




旧ソヴィエト製、“6S4P”。動作する。
ただ、4本(2ペア)購入して、1本が数日で死んだ。
まあ、真空管なので。そんなもんだろう。




RTC製の“EC86”。フランスのメーカーらしかったのだが、これはオランダ製っぽい。

ちゃんと動作しましたよ、マドモアゼル。


写メは空箱。中身はアンプに挿している。
注文時にメールにて出来るだけ特性の近い物をお願いしてみたら、ちゃんと『MATCHED PAIR』で送ってもらえた。



まあ、素人のメモって事で。