Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

読書感想文 『荒川アンダーザブリッジ』 中村光 第1巻から第6巻までを衝動買いして一気に読んでみた

 いらっしゃいませ。


 寒さ、ちょっと緩んでますかね・・・?

まあ、じきに二月の最も寒い期間がきますがね・・・。




 彼は過日、中村光氏の漫画、『荒川アンダーザブリッジ』の1巻から6巻を勢いで買ってしまって、さらに勢いで読んでしまったらしい・・・。



って、何でこんなビルの高いところでネットに繋がっているんだ?





「本日は、神戸市中央区ハーバーランドのある温泉施設『万葉倶楽部』なるところに来ております。現在、ビルの10階にあるネットコーナーにてこの記事を書いております」





なんだそりゃ。





「まあ、この施設のことは後日また記事にするとして、本日は『荒川アンダーザブリッジ』でございます」





・・・ふむ。
まあ、良い・・・。


しかしながらまた漫画ネタであるな、リスザル脳君。






「・・・なぜ、今回この中村光氏かというと、なんと、氏の代表作(?)、『聖☆おにいさん』が、大英博物館に展示されるという、よくわからない事態が発生しているという記事をネットで見たからだ!」







・・・ほう?!






「正直イギリス人の考えていることは今ひとつ理解に苦しむというか、それはそれでありというか、イギリス人よくやったという感じかどうも難しい感じなのだが、時期を同じくして氏の作品、『荒川アンダーザブリッジ』を読むというタイムリーな事になったので、今回記事に書くことにしたのだ」





後付の理由だな・・・?

多分、氏の作品が展示されていなくても常にネタに困っている君なれば、読んだものの感想はすぐに書くだろう・・・。








「当たらずとも遠からず・・・」






・・・・。

まあ、では、内容とかに触れてみたまえ。







「超エリート大学生、一ノ宮 行(いちのみや こう)は、荒川に架かる橋の上で、なぜかエキセントリック(?)な小中学生に襲われ、いきなりズボンを脱がされ、さらに鉄橋の高いところにくくりつけられてしまう。ズボンを救出しようとしたが結局荒川に落ちてしまい、溺れているところをジャージ姿の金髪少女“ニノ”に助けられる。自分を金星人だという電波系エキセントリック美女のニノにたすけられた行であったが、一之宮家の家訓、『人に貸しは作るな』に反して“命を救われる”というもっとも重い貸しを作ってしまうことになる。貸しを返そうとする行に、ニノは、“代わりに恋人になって河川敷で一緒に生活してくれ”という話を出す。行は、こうして河川敷の電波でフリーダムな住人と生活していくことになる。しかし、河川敷の住人たちは本当に“電波”で“フリーダム”で“エキセントリック”であった・・・」







どうもよく分からない内容紹介だなあ・・。

そもそもジャンルすら分からない・・・。







「ジャンルは、ギャグ漫画ですかね」






ほう。






「常識であろうと続ける行(河川敷名:リクルート。通称リク)と、もう何が電波で何が電波じゃないんだか分からない住人たちの生活をエキセントリックかつほのぼのと描く漫画です」





なんだそりゃ。






「自称(?)金星人の“ニノ”。


着ぐるみとしか思えない河童、“村長”。自分を何百年も生きた妖怪であるとしているが、明らかに背中にファスナーがある。

なぜだか星型のマスクをかぶり続けるミュージシャン、“星”。

シスター服を着続ける傭兵上がりの変態男(?)、“シスター”。・・・


などなど、よく分からない毒電波に犯された住人たちと一応常識人のリクとのハートウォーミングな(?)交流を描いた作品」








なるほど・・・?

って、いつの間にか数行飛んだ間に記事の作成場所変わってるし?







「いやあ、あまりにもキータッチが重たいキーボードで、しかもお約束のIME変換でバカすぎていらいらしてくるし、パソコン自体のレスポンスも悪いし、おっちゃんたちが適当にネット見ている横で一人やたらと長文をタイピングしていて変に浮いている気がしてきたし・・・」






なんだそりゃ。






「もうひとっ風呂浴びて自宅へと戻ってきました」






しかし、こんな寒い部屋で記事を更新するより、暖かい場所で更新した方がよかったんじゃないか?






IMEのクサレ変換と、おもちゃみたいなキーボードは、少々の寒さよりもよほどのストレスですよ、長文には」






まあ良いか・・・。

で、件の『荒川アンダーザブリッジ』であるが。






「ありとあらゆる登場人物が毒電波さんなんだけれど、読んでいるうちに、なんだかその電波具合が愛らしく見えてくるから、不思議不思議」






ふむ。






「正直、実際には電波さんとは会話するのもいやだと思うんだけど、それを外から眺めるだけってのはあり、かもね。部外者として」






・・・ふむ。






「一応常識人的登場人物の“リク”がどんどん電波さんたちに馴染んでいく様がおもしろく、それを外野からへらへらと眺めるのがおもしろい。この漫画はそういう漫画、かもしれない」







“かも”?







「そんなこと考えないで、『変な人達、おもしれー!』って適当に読むのが本当なのかな?とか」







なるほどねえ・・。

どうかね、この漫画はおすすめかね。








「少々読む人を選ぶかもしれませんが、『聖☆おにいさん』を読んで、中村光氏に興味を持った方には良いと思います」







なるほど。






「まあ、近日中に続巻も買うと思います。11巻まで出ているようなので。知らなかっただけで、意外に歴史のある漫画なんですな」






なるほど・・・。

温泉に入ったら、リスザル的知能にさらに磨きがかかって、またまた意味のない記事になってしまったようだな。



研鑽を積め!

漫画ばかり読むな、小人よ!