Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

読書感想文 『GUNSLINGER GIRL』 12巻 相田裕 を読んだ 

 いらっしゃいませ。

 こう蒸し暑いと、水辺が恋しくなりますね。大きな滝野のそばで、マイナスイオンを浴びたくなります。




 過日彼は、相田裕氏のマンガ、『GUNSLINGER GIRL』の12巻を読了したらしい。今回はそれについての感想を書きたいらしい。








またマンガの感想であるか・・・。





「まあ、マンガも良いんじゃないですかね。たまには」




結構頻繁に書いているような気がするが。





「本当にたまにですよ。ほとんどマンガ読まないし」





まあ、好きにしたまえ・・・。

で、今回の作品は以前に11巻の感想文を書いているわけだが。

http://d.hatena.ne.jp/aile_strike/20100312





「まあ、そこで内容には触れているので、あらすじ的なものを見てみたい方はそちらをどうぞ」




ふむ・・・。

で、この12巻であるが。





「前回の11巻で、物語の核が、それまでのヒロイン達である『義体』達から、『人間』であるその担当官に完全に移行した。その担当官の物語がさらに進んでいく」





ほう。




「かつてのヒロインであった『義体』の少女達は、確実に死を迎える悲劇の“消耗品”としての色合いをより深めていく」





ほほう。





「過酷な運命を背負った少女の物語 → 悲劇的な結末を約束された少女達の群像物語 → 死に行く少女達と過去を引きずった男達の物語 と、ストーリーは徐々に変貌していっている」





ふむ。





「今作以降はおそらく復讐を誓う兄弟の担当官(ジャンとジョゼ)と、その標的である実行犯と黒幕の組織との『復習劇』になっていくのであろうと思われる」





ほほう。




「前巻で若干後付けっぽい進行であったけど、この線で行けば必ず物語は立派なエンディングを迎えられるのではないかと思う。むしろ最初の展開が『導入』で、ようやく本編に行き着いたという感じがする」





ふむ。




「作者本人がこの展開を最初から考えていたかどうかは判らないけど、上手い具合に進んでいったと思う」




ふむふむ。
なんだか誉めておるようだな。




「シナリオ的には良い感じかなと。ただ、ヒロインである『義体』の少女達がフィーチャーされなくなって、ヒロイン目当ての読者達には物足りなくなっていくかな」





まあ、見た目よりも、シナリオの面白さを優先させていくべきかな・・・?




「あと、個人的には、前々から思っていたことなんだけど、キャラクターの描き分けがどうも出来ていないように思う」




ほう。




「どうもヒロイン達も微妙に似通っているし、男性キャラクターなんかは誰がどの人か掴みづらいレベル」




それは困ったものだな。




「その辺のところをしっかりとやってもらいたいと思います」





なるほど。





「後、今後の展開に期待します。恐らく作者にはエンディングが見えていると思いますが」





作品としてお勧め出来る作品かね。




「途中の『義体』達の群像劇のところは少々まどろっこしいですが、概ねお勧め出来る作品ではないかと思います」




なるほど。未読の方はネットカフェで一気読みとかもありかな。


感想らしい感想もなく、今回は終わる。




「終わらずに、文章量の水増しに告知タイムだ!」



ことりてつじん第3回公演

『ジロー君の冒険[改訂版]』

作・演出 小畑悠

音楽 松本誉臣

舞台監督 新井和幸

音響 ウマヤミツル 斉藤真希

照明 中元志保(Fellow House) 檜木順子

制作 宮崎尚美

出演

友田博幸

長谷川具子

ギター演奏(大阪公演のみ)

松本誉臣




尼崎公演

(2010ピッコロフェスティバル一般演劇部門参加)

2010年8月11日(水)

18時30分開演

(開場は30分前)

当日・前売り 1500円

ピッコロシアター中ホール

(阪急神戸線塚口」駅下車 南出口より徒歩約8分

JR宝塚線塚口」駅下車西出口より徒歩約10分)

にて




大阪公演

(生演奏バージョン)

2010年8月21日(土)19時開演

     22日(日)13時開演

(開場は30分前)

当日・前売り2000円

天満橋音太小屋

(大阪市営地下鉄谷町線天神橋筋6丁目駅1番出口より東へ徒歩3分

JR環状線天満駅より北東へ徒歩7分)

にて

とある劇団の座付き作家みっちゃんが

演出家に急かされながら書く上演を目前に控えた台本“ジロー君の冒険”

やがて“書く側”と“書かれる側”の世界が交錯していき、

その先に現れた思わぬ真実とは…!?




チケット・お問合せは

toritetsujin@yahoo.co.jp

http://www.geocities.jp/toritetsujin/





「さらにもう一つ告知」



2010年8月17日(火)  ピッコロシアター中ホール

パフォーマンス

ISCplayer[s] 第3回実験公演  




【 作 】

 ISCplayer[s]

【 演出・構成 】

 ISCplayer[s]

【 出演 】

 ゆ〜じ☆ バル めりちゃん ヨッシー(かぜふなびと) ぺんちゃん(かぜふなびと) 來花

 ワークショップ受講生

【 会場 】

 ピッコロシアター中ホール

  阪急塚口駅から徒歩10分

  JR塚口駅から徒歩10分

【 公演日時 】

 17日(火) 時間未定(18時半か19時開演、調整中)

【 料金 】

 カンパ制 

http://www.k4.dion.ne.jp/~isc-hp/index.html



「告知している本人がどんなものなのかよく分かっていない現状は放っておいて、今度こそ終わる」