あーんバカバカ!俺的勘違い!/ギター初心者レポート
いらっしゃいませ。
冬至らしいですよ。
・・・ええ。ゆずの風味も考えたんですが。
カボチャ風味です。
・・・そうですよね。
彼のギター初心者日記。
「先日始めて“C”を押さえてみたんだけど、結局うまく音にならず、数分であきらめてしまったわけなんだけど」
あきらめるのが早すぎる!
「なので、今回懲りずにもう一度“C”を押さえてみたんだけど・・・。やはりきれいに鳴らない・・・」
ふむ・・・。
「どうも中指が接触すべきではない弦に触れてしまうらしい」
粘って握り続けるしかないわけであるが・・・。
「ひたすら生音でびよんびよんやっていたのだが、モチベーションが下がるばかり。なのでPCを起ち上げて、POD FARM 2.5でなんちゃってツイードサウンドで鳴らしてみればちょっとは気分が出てくるのではないかと思って実行してみた」
ほう・・・。うまくいったかね。
「生音がちゃんと鳴ってない状態では、アンプサウンドもちゃんとしない。当たり前だけど。10分くらいでくじけた」
・・・本当にダメな生き物だなキミは。
「さて、本題はここからなんだ・・・。相変わらずトーンコントロールが思った通りに効かないななんて思いながらピックアップセレクタをいじっていたんだが」
ふむ。
「何気にピックアップをリアポジションにした状態でトーンコントロールを絞ってみたら。あら不思議。トーンが効いてハイがしっかりカットされていく」
・・・。
「通常の、いわゆるストラトキャスターのコントロールは、マスターボリュームが一つに、ネックポジションのピックアップのトーンコントロール(ハイカット)、それに、ミドルポジションのピックアップ用のトーンコントロール(ハイカット)が一個の1ボリューム2トーンという構成が一般的。ブリッジポジションのピックアップにはトーンコントロールが無く、ピックアップの音はボリュームに素通しのことが多い」
ふむ。
「今回購入したストラト君も、全くそのつもりでいじっていたんだけれど」
違っていたわけか。
「あわててネットでG&L S-500について調べてみたら、コントロールの構成は1マスターボリュームに、2マスタートーンコントロール。ポッド1はマスターハイカットで、ポッド2はマスターローカットらしい」
ほう。
「なので、出音のありとあらゆる物にトーンがかんでしまう」
ふむ。
「・・・どうもこれ、個人的に気に入らないんだが」
・・・。
「ハーフトーンにしても、どうも音色に違いが出ないというか・・・」
まあ、トータルでコントロールされているわけだからな。
「回路図を見ると、ローカットはそのために1MΩのポッドが付いているらしい」
ふむ。
「でもなあ・・・。出来れば普通のコントロールで、F+C+R、F+Rが使えるという感じのほうがなあ・・・」
現状では仕方がないのではないか?
「まあ、究極、改造とか・・・」
・・・!
「ネットで、その形になる回路の回路図を見つけたんだ。でも実際の配線図がないとちょっと怖いかな・・・、改造となると・・・」
・・・いじくったあげく、鳴らなくなったらどうするのだ。
「まあ、現状の写メを撮っておけば、いじくっても現状復帰事態は容易だと思うんだけどね・・・」
・・・。
「まだ考えているだけで、どうするかは決めかねている状態なんだけど。まあ、手元に届いた状態で既に改造が施されていたわけで。オリジナル状態とかにこだわるような高級機種でもないわけだし」
まあなあ・・・。
まあ、早まった行動は慎んだ方が良いかもしれんな・・・。
今回はこの辺りで終わる。