Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

疲れ、そして老いさらばえる

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いらっしゃいませ。

 

雪解け水が地中を通って湧水となり・・・、なんやかんやで最終的に水道水になるわけです。

 

 

彼がなにやら疲れ果てているらしい。

何か。

 

 

「仕事が終わって帰宅して、腕時計を外しつつ、ポケットの中の使用済みハンカチを洗濯機に放り込んだんだ」

 

 

ふむ。

 

 

「ハンカチと一緒に・・・、腕時計も・・・」

 

 

あら。

 

 

 

「洗濯槽の底から“ドカラッ!ガゴッ!”という音が響いてきたときは、一瞬何が起こったのか理解できなかった。やだ、何だか日本語が変」

 

 

・・・。

 

 

「まあ、洗濯機も無事だし、腕時計も安物のG-SHOCKで全く無傷であったのだが」

 

 

 

ふむ。

 

 

「その瞬間何だかやたらと倦怠感を覚えて」

 

 

 

・・・。

 

 

 

「一気に老人への道に進んでしまった気がして」

 

 

 

・・・ふむ・・・。

 

 

「もうぼけぼけのよれよれです。何だかものすごく体が重い・・・」

 

 

 ・・・。

 

 

「じーしょっくでよかったぁのぉ・・・。ふがふが・・・。あー、なんまんだぶなんまんだぶ」

 

 

 天候や季節の変わり目とかってものかも知れないな・・・。

ともかく今夜は早めに眠るのだぞ。

すっきりしないまま今回は終わる。