Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

CDレビュー 『LIVE WIRED ELECTRO』 GOTA & THE LOW DOG

 いらっしゃいませ。


 ・・・あ、氷はこちらです。



 彼の「夢の島」同然のCDライブラリーの中から、比較的一般の方にお薦めしやすいものを紹介してあきれられようという記事である。ネタに困るとCDライブラリーを漁って何とかネタの体裁を整えようとするというのは彼のわかりきった行動の一つだ。

2回にわたってCDレビューとは、相当に書くことに困っているようだな。




「否定はしません・・・。正直脳内の何かが枯渇しつつあるような気がします・・・」




そういえば、読書感想文とかを最近書いていないような気もするが。




「現在読んでいる本を読み終えたら書きたいと思います・・・」




まあ、今回はネタ無しのCDレビューということで。





「単にネタがないだけではなくて、前回のCDレビューに関連したCDを紹介したいと思いまして、このCDを引っ張り出してきました。GOTA推しです」




GOTA & THE LOW DOG 『LIVE WIRED ELECTRO』



1995 SRCL 3200


Produced by Gota Yashiki & J.Templeman


「前回紹介した『THE PACIFISTS』のExective ProducerにクレジットされていたGOTAこと屋敷豪太氏がイギリスでソロアルバムをリリースした際にバンドを組んで、バンド形式で出したアルバムだ」



ほほう。




「もちろん自身のソロプロジェクトなので、GOTA本人のグルーヴィーなドラムも聞くことが出来るし、他にもプログラミング、一部のギター、ベース、キーボード、さらには作詞・作曲とその持てるスキルを遺憾なく発揮している」




ほう。




「あと、特筆すべき所は、ギタリストに『Kenji Jammer』こと鈴木賢司氏が参加しているところだね」




有名な方なのかね。




「80年代後半にインスト系ギタリストとしてデビュー、当時はまだ学生服とか着ていて天才学生ギタリストして名をはせておった」





ほう。




「その後活動の場所をUKに移して、様々なセッションに参加しておった。その頃にGOTA氏もUKで活動しておって、このアルバムに至わけだ」




なるほど。




「その後、GOTA氏も鈴木賢司氏も日本国内へ戻ってきて活動しているようであるな」




ふむ。で、このアルバムはどんな感じかね。




「とにかくめちゃくちゃカッコイイアルバムです。1曲目からGOTA氏のドラムソロから始まって、独特なグルーヴににやけてしまいます。鈴木賢司氏のカッティングも極めて軽快。かつグルーヴィン」




ほう。




「うねるベースもイカス。リズムのノリに対するこだわりはさすがだと思うね」





なるほど。





「ものすごく重いリズムというわけではなく、適度に引きずっている感じだね」




・・・なるほど。

で、このアルバムはお勧め出来るものかね。






「別にヒット曲が入っているとかいった物では無いので、誰もが聞いて理解できるものではありませんが、このグルーヴ感は大変面白い物では無いでしょうか。あまりせかせかしないで高速道路を流す時とかにBGMとしていかがでしょうか」




まあ、今回も古いアルバムなので、興味のある方はネットなどで探してみるのが良いかもですな。





「良いアルバムなので」




ちょっと微妙な線のCDを紹介して今回は終わる。また皆様に受け入れられるものを探すのだぞ!