Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

南京町の外、洋食屋『グリル一平』で、カレーを食べようと

 いらっしゃいませ。


 春は曙、らしいですが、そんな朝早くからは起きられません。

ケッ!





 彼は過日、濃い味でおなじみの洋食屋、『グリル一平』の元町店へ行ってきたらしい。何かね、また名物的料理のオムライスでも食べに行ってきたのかね。






「またもカレーだけを食べるためだけに洋食屋さんの門を叩いて参りました」




なんだそりゃ。





『グリル一平』

ホームページがありましたので、リンクを貼っておきます。

http://www.grill-ippei.com/


食べログに記事がありましたのでリンクを貼っておきます。

http://r.tabelog.com/hyogo/A2801/A280102/28006683/






「以前、『洋食屋アシェット』で何を食べてもなかなか美味いにかかわらず、カレーだけを食べてきたので、今回は同じ事を『グリル一平』でやってみようかと思って。でも特にその行動自体には意味はない」






意味なし行動。
まあ、生きる意味すら持たないキミには、ある意味それはお似合いかも知れないな。






「このお店の特徴は、ハヤシライスにしても鉄板スパゲティにしても、ハンバーグにしても、ガッツリ濃い。まあ、老舗の味なので、その濃いところを楽しむ。タン・シチューとかは、赤ワインの渋みとかをぐりぐり味わえるソースになっている」






ほう・・・。






「名物的料理は、言わずもがなオムライス。パンッと張った表面の薄焼き卵は、なんと卵を半個しか使わずにケチャップライスをくるんでしまう。薄味のケチャップライスに、濃い味のデミ・ソース。かなりの確率でこのメニューを注文するお客さんを見かける。が、しかし今回はあえてカレー」






もうその行動の意味は問うまい。






「今回行った元町店。南京町の西の出口を出て、北へ1分ほど歩くとある。今回は夕方に行ってきた」





ほう・・・。






「お店は、新開地店(本店)に比べるとかなり狭い。緑を基調とした椅子とかが、本店との繋がりを思わせる」







ふむ。





「席に座ってメニューを見ていたら、なんだかカレーだけを注文するのも芸がないと思い直してしまったので、今回はカツカレーをオーダー」





・・・大差ないじゃないか。






「まあ、基本初志貫徹ということで。待つ事しばし、カツカレー登場。写真どーん!」





ほう。

・・・カツが、大きなカツが添えられているわけではないんだ・・・。







「薄めのカツをザクザク切った物が中央に無造作に添えられている。その上にルーがかけられている」






ふむ。





「食べてみると、予想通りとても濃い!」






ほう。






「普通の定食屋とかで出てくるカレーなら、これを3倍くらいに薄めて出しても商品として成立するくらいに濃い!辛いのではない。とにかく濃い!」





ほほう。





「自慢のデミグラスソースをベースに作られているカレー。よく煮込まれていて、お肉なんかはほぼ原形をとどめていない。少し形があるものも、スプーンで少し押してやると、ほろほろに崩れる」






ふむ。





「しかしこの濃い感じはものすごい。二口くらい食べると水を飲まないとつらい。口に濃厚すぎる風味が残る。もしかしたら、本当に薄め忘れなんじゃないかと思わせるほどであったが、どうやらそれでデフォルトらしい」







ふむふむ。






「カツは薄く、あっさりしたカツ。濃厚なルーと比較すると存在感は薄い。まあ、このルーならこのくらい添え物はあっさりの方が良いのかも知れない・・・」






ふうむ。






「個人的には、カツカレーの場合、カツとルーは対等な立場というのが理想的だと思うんだけどね。今回食べた物は、完全にルーの存在感が勝ってしまっている。濃いルー、強すぎ」







なるほど・・・。






「まあ、予想されたとおりの濃い味でありました」





ふむ・・・。
なるほど。


また何か興味をひかれた店なんかがあれば、記事にしていきたまえ。


今回はこの辺りで終わる。