Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

ランチの後 / 元町商店街 『グレゴリー・コレ 神戸元町本店』

 いらっしゃいませ。

 ・・・あ、おかわりですか?どうぞどうぞ。




 彼は過日、みなと元町駅近辺で、駅舎の写真を撮り、ランチにビーフシチューを食べ、すっかり満腹気分になり、そのことを記事に書いたわけであるが、まだ何か書きたいことがあるらしい。





「腹ごなしというわけではないですが、ちょっと商店街をぷらぷらと歩いてみたんだ」





ここしばらく、やたらと歩く元町商店街であるな。記事のネタに困ると徘徊するという噂は本当かね。






「あながち嘘ではないような・・・。クッ・・・」






とにかく、商店街で何か見つけたわけだな。






「前から入ってみたかった洋菓子店のイートインコーナーへ行ってきた」






ほう。



『グレゴリー・コレ 神戸元町本店』

食べログに記事がありましたので、リンクを貼っておきます。

http://r.tabelog.com/hyogo/A2801/A280102/28000093/



ホームページがありましたので、リンクを貼っておきます。

http://www.gregory-collet.com/







「・・・まず最初に断っておかねばならないことが」





・・・。






「せっかく訪問したのに、お店の外観写真を撮るのを忘れてしまった。なおかつ、店内写真はお客さんが沢山居すぎて撮ることが出来なかった」






・・・ほう。つまり?







「・・・圧倒的に写真が少ない状態で・・・」






なんだそりゃ。

・・・致し方無しか・・・。無い画像は掲載のしようがないしな・・・。







食べログの記事にあるレビュアーさん達の写真を見て想像を膨らませてくれ・・・」





なんという他力本願!





「とてもおしゃれな外観の建物。洋菓子屋さんと言われればそうだけど、なんだかとっても高級な洋服とかのセレクトショップって感じの入り口」





ほう・・・。

画像がないというのはここまで説得力が無いものなのか。







「店内も天井が高く、広々としている。大きなショウ・ケースには、小ぶりなケーキが沢山並んでいる。ここまでケーキの種類の多いお店ってそう無いんじゃないかな」






イメージトレーニングにも限界があるぞ!







「テイクアウトの店内の奥に、カフェスペースがある。席に着くと早速メニューを店員さんが持ってくる」






やっと写真が。

・・・しかし見にくいな・・・。





「ケーキの種類はとても多い。特にチョコレート系が充実しているようだ」






ふむ。





「色々と目移りしてしまったが、今回は“ミルフィーユ・ショコラクレーム”という見た目も名前もやたらとおしゃれなケーキをオーダー。一緒にアイスのカフェラテも頼んだ」







ふむふむ。






「待つ事しばし・・・。“ミルフィーユ・ショコラクレーム”、どーん!」






・・・またすでに食べられている状態に!なぜ撮影してから食べないかなあ!







「いやあ、清々しいくらいに勢いがある」





自画自賛して良いところとしてはいけないところがこの世の中にはあるんだぞ。






「このお菓子、とんでもなくクォリティーが高い!一口食べると、それほどくどくないチョコレートの味に、オレンジの味と香りが口の中にすっと広がる。チョコとオレンジ、どちらが強く主張してもこうはならない。とんでもなくバランスが良い!」








ほう。







「甘さも、昨今の異常なまでに甘さを抑える風潮とは違い、甘い部分はしっかりと甘い。しかし、その甘みはチョコの風味を消してしまうほどではなく、大変にほどよい感じ!」





褒めておるな。






「チョコとクリームのお菓子で、下手したら大変くどくなりがちな感じだけど、オレンジの爽やかな感じで全然そんなことはない。さらっと1つ食べてしまった」






ほほう。






「まあ、色々あって、個人的にはこのお店は“洋菓子店”という感じじゃないんだけど、レベルが高いのは分かりました。さすが人気店だけありますな」






・・・なんだか歯に物が挟まった感じであるが、全体としたら褒めているのでまあ良いか・・・。






「まあ、個人的な思い込みです。気にしないで下さい。しかし、このレシピを作った人、イケてます」






なるほど・・・。

どうかね、このお店はお勧めかね。





「美味いです。レベルが高い。近くに行くことがあれば是非行って観て下さい。あと、お土産とかにも喜ばれると思いますよ」






ほほう。





「あ、あと店員さんが可愛かったです」




味とは関係ないだろう。


まあ、またどこか美味しいお店に行ったら記事に書くのだぞ。



今回はこの辺りで終わる。