Cafe Ligia-exotica / 純喫茶 船虫

よしなしごとを。読書とか映画とか観劇と港の街の話しとか

雪を見よう2  酸ヶ湯温泉 八甲田ゴールドライン  奥入瀬 十和田湖

 いらっしゃいませ。


 ・・・ええ。

 ・・・ははは。

 ・・・ほう・・・。

 ・・・へえ・・。

 ・・・なるほどねえ・・・。




 彼は過日、初めてのリンゴの国観光として、八甲田近辺にある酸ヶ湯温泉と、八甲田ゴールドラインを見てきたらしい。

どうであったか。





「本来疲れがとれるであろう温泉ではありますが、強行軍で行ったので逆に疲れてしまった気がします・・・」




なんだそりゃ。




  県民 「この間八甲田の雪の回廊を見に行ってきたんですよ。雪の壁がずーっと続いてる道なんですけどね。冬の間は通行禁止で。なかなか迫力あるし、クルマなら結構すぐなんで、雪が無くなってしまう前にどうですか、見に行ってみては」(標準語フィルター作動中)




  彼  「そういえば観光らしいこと何一つしていないなあ・・・。近くに宿もあるみたいだし、今度の休日に行ってみます・・・」





「みたいな会話を県民の方としたので、今回八甲田方面へ行くことにした」




ずいぶんと短絡的な・・・。





「なんだか“雪が融けたら見られないですよ”という言葉にものすごく感化された。遅い春が八甲田に来てしまうともう見ることが出来ないんだと思うと、なんだか行っておかねばならないような気になって、またまたボッチで突入してきた」





ほほう・・・。






「宿泊するかどうかは当日の朝まで悩んだんだけど、とりあえず宿に空室を訊いてみると、“大丈夫”とのことなので思いきって行ってみた」






・・・八甲田温泉かぁ。





「今回宿泊したのは古くからの湯治場としても有名な(今回初めて知った)『酸ヶ湯温泉』(すかゆおんせん)」






ほほう。


http://www.sukayu.jp/

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%85%B8%E3%83%B6%E6%B9%AF







「なかなか山深いところにあり、冬場の積雪は5メートルに達するとか。そのため昔は夏場しか利用できなくなったが、県などが除雪を行い今では通年営業しているとか」






ほう。







「(現在は)青森駅からバスも出ており、県民には古くから親しまれているようだ」





ふむ。







「ただ、八甲田山中の道はかなりぐねぐねで、これで雪が降ったら本当にたどり着けるのかというような場所である・・・」





・・・ふむ。






「ともあれ、雪が融けてアスファルトの道を走る分には問題ないというわけで。夕方まで仕事をして、その後酸ヶ湯温泉で一泊、八甲田ゴールドラインで雪の回廊を見て、そのまま十和田湖をぐるっと回って帰るという、一泊二日の小旅行の計画を実行したんだ」







・・・どうなんだ、距離とか時間とかは。






「プランを立てた時点ではものすごいゆったりプランだったね・・・。そんなに長く運転していたくないし。ゆるゆるで行くつもりだった」






・・・ふむ。






「予定通り、夕方にアパートを出発。ナビの表示を見る限り、所要時間50分くらいで到着するようだ」






ふむふむ。






「クルマはどんどんと山道を登っていく。市街地を離れていくと、道路脇の雪の壁がどんどんと高さを増していく。それでも道路自体はきれいに除雪されていて、普通に走る分には全く問題はなかった」






ほう。







「・・・しかしながら途中何カ所かその道路脇の雪が崩れており、雪の塊が豪快に道路に散らばっているところがあり・・・」






おお。







「まあ、少々用心しなければならないという感じかな・・・」







ふむ・・・。







「辺りも薄暗くなったところで何とか酸ヶ湯温泉に到着。暗い中で見る建物の外観はかなり不思議な感じだった。後で朝に撮った写真を載せる」






何とかたどり着いたわけだな。





「クルマを下りてすぐにうっすら匂ってくる玉子の腐ったような匂い。紛れもない温泉地の匂い。一帯に既に硫黄(硫化水素)の独特の臭気が漂っている。ただ、鼻が曲がるほど強烈ということは無かった。10分もすればすぐに馴れてしまった」







ふむふむ。






「フロントでチェックインを済ませて部屋へ案内される。外観に劣らず、内部もかなり不思議であった」





ほう。






「古い温泉旅館には良くあることなんだろうけど、元々の建物に後から色々と増築をしていって複雑な迷路のような状態になってしまっていくような・・・」






・・・ふむ。







「この宿も、ちょっと年季の入った本館に、色々と増築していって、さらに別館を追加して、連絡通路着けてといったことがしっかり行われており、明かりの落とされた雰囲気と相まってかなりカオスな雰囲気を醸し出している」






ほう。







「後々にそのカオスな作りにちょっと翻弄されることになるが・・・」






・・・。







「部屋には一応鍵がかかるようになってはいたが、ふすまに鍵が付いている状態で、ふすまそのものをぶち破られてしまうと鍵の存在意義が全くない感じ。まあ、究極鍵なんて掛けなくてもOKかなという気になってくる。実際最終的には鍵を掛けずに過ごした」






・・・不用心、かな?






「まあ、部屋に貴重品を入れる金庫もあるし。日本人的で良いんじゃないかなと」






・・・ふむ。





「部屋に入ると、テレビの砂の嵐のような音が小さく聞こえてくる」





ほう?






「音の正体は窓の外を流れる川であった。雪解け水のせいか、結構勢いよく流れている」





ほう。





「朝になってから一応写してみた」





ふむ・・・。






「・・・とりあえず遅くに着いてしまったのでさっさと夕食に向かう。早く片付けてしまわねば旅館の方々に申し訳ない」






そうだな。







「夕食は食堂で頂く。こんな感じ」







・・・ほう。






「鍋の中身。鱈とか野菜とかを味噌仕立てで鍋にしてある」







ほほう。

で、どうであったか。






「まあ、味に関してはまあ人それぞれ好みがあるので。ここでは控えておく。・・・まあ、強いていうならば、好みではなかった」






・・・。






「あ、プチ情報だけど、雪だるまの形をした器にはイカの塩辛が入っていた。こんな山奥でこんな形でイカの塩辛というのはなかなかに面白い」







・・・へえ。






「食後、お腹が落ち着いたところでお風呂に入ることにする。あっ・・・!」





・・・あ?






「突然書くのに疲れてきた」





・・・まあ良いだろう。ネタが無くて止まるわけじゃ無いんだからな。

続きもまた速やかに書いて行くように、


今回はこの辺りで終わる。